「雪の重さや冷たさ、冬の寒さを感じる」八甲田山 ぽんさんの映画レビュー(感想・評価)
雪の重さや冷たさ、冬の寒さを感じる
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YouTubeの遭難事故紹介動画で顛末は知っていたが、
やはり映画になるとわかるもの、伝わるものもある。
5連隊が吹雪の中、中心に向かって立っているシーン悲しくて…。
あんな吹雪の中、あんなに雪かぶさって…。
座ったり横になったら…ってことだけど、31連隊との比較を見ると尚更…。
三角の蓑かぶっていたり、藁葺き屋根のおうちがあまりにも日本昔ばなしの世界で…。
ゆきんこ…。
今の時代なら低体温症や雪山の知識が多く手に入るだろうが、
特に低体温症の知識なんて、あの時代にほとんどなかったんだろうなあ。
江戸が終わり明治後半、他国との戦争をするような時代、
おそらく軍国主義で上の者の言うことは絶対、
弱音吐いたら終わり、逆らったら終わり、という時代において、
上の者に意見を言うことなど難しいのもわかるが、
よく考えて、無謀なことに1人でも多く気づき、
別の方法で訓練できていればよかったね
軽い足取りだったのが、どんどん歩みも遅くなり、
暗い顔つきになるのが怖くてね。
悪い例、良い例、みたいに交互に出てくるの、
ちょっとわろた。
雪山に登らずとも低体温症になることはあるので、
外出するときは気をつけたいね。
24.3.18 スカパー
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