眠狂四郎円月斬り

劇場公開日:

解説

柴田錬三郎の原作を「眠狂四郎勝負」の星川清司が脚色、「座頭市喧嘩旅」の安田公義が監督した大映狂四郎シリーズの一編。撮影は「剣」の牧浦地志。

1964年製作/85分/日本
配給:大映
劇場公開日:1964年5月23日

ストーリー

将軍家斉の庶子片桐高之は、母松女の野望に駆り立てられ次期将軍の座を狙っていた。ある日高之は新刀の試斬りに川原で飢饉で地方から避難して来た百姓の老人を斬り殺した。ちょうどそこを通りかかった狂四郎は、それを目撃するが、老人の仲間からは誤解されて憎しみを受け、また高之からも狙われることになった。そんな狂四郎はある日、高之の使の腰元小波の迎えを受け川舟へ案内された。そこで狂四郎は仕官をすすめられ、さらに愛刀無想正宗を所望されたが、狂四郎はこれを拒絶し、高之側近の剣客戸田の右腕を斬り落して立去った。小波は豪商山崎屋伝右衛門の娘で、伝右衛門は小波に未来の将軍御台所の夢を托し、高之に経済的な援助を与えていた。そんな小波を高之も愛し、妻に迎える約束を交していた。一方狂四郎は高之の邸に忍び入り、小波を寝室に襲って犯した。憎悪に燃える小波は片桐家に恩義をこうむる剣客寄居勘兵衛を狂四郎の許へ送った。しかし狂四郎は勘兵衛の人物を惜しみながらもこれを斬り倒した。さらに高之は死刑囚むささびの伴蔵を釈放して狂四郎を倒そうとした。伴蔵の手裏剣と高之配下の剣士たちの殺陣をきり抜けた狂四郎は、そこで憎悪に燃えた小波を見た。一方高之のために試斬りにされた老人の忰太十は、復讐のために小波をさらったが、それを知った高之のために逆に捕われの身となってしまった。駆けつけた狂四郎は太十の命と引換えに無想正宗を高之に与え、自ら捕われの身となった。しかし狂四郎を憎みながらも女として愛すようになっていた小波に刀をもらった狂四郎は牢を脱出して向柳原の橋上で高之と対決した。狂四郎の剣が円を描き、その足下に高之はくずれ落ちた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5無想正宗

2024年2月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2024年2月24日
映画 #眠狂四郎 円月斬り (1964年)鑑賞

日本のダークヒーローの中でも、かなり悪い方だよな。いくら地位に目が眩んだ悪い女とは言え、若い娘に狼藉を働くのは如何なものかと。特に理由もないしな。単にやりたいだけだったのか?

今なら絶対描かれないようなシーンだな

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とし

3.0柴錬

2023年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

「眠狂四郎無頼控」はハードボイルド時代劇で、お色気があってむさぼり読んだものだ。
今回は次期将軍と目された愚かな殿様が試し切りで人を殺す。
眠狂四郎は色んな人が演じているが、私は市川雷蔵がベストだと思う。

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いやよセブン

3.0それほどの手練れ…惜しいが、死ぬ!

2019年9月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kazz

2.0おら、狂四郎が好きだ!

2019年8月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

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