長崎ぶらぶら節のレビュー・感想・評価
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吉永小百合の映画を観たくて、この映画を観た
・この映画は、実在の芸者:松尾サダ:愛八(1874.10~1933.12)がいて、
それをモデルに書いた本が、1999年直木賞受賞した。
それで、映画化された。
・書籍やテレビと映画では、内容が異なるので、映画を主体に
凄いと思った点や、感心した点、等を記述する。
11分、古河十二郎(渡哲也)の芸者遊びが、華やかで凄い
25分、愛八(吉永小百合)が、海軍軍人の前で土俵入りの芸を披露
→ 吉永小百合が土俵入りの芸をするとは、珍しい
書籍によると、愛八は、相撲が好きで土俵入り芸は、得意芸
42分、愛八は、古河に誘われ長崎の歌を調査開始 → 約2年間続く
80分、愛八が足袋等を質入れ=足袋のコハゼが純金製 → 何気に凄い
105分、愛八は、妹分の梅次(原田知世)に、「花月で古河先生が待ってる」
と言われたが、行かない → 意地っ張り
107分、古河は、愛八が教えた芸者、雪千代(旧:お雪)の芸を観る
・芸歴や女優の格なら、吉永小百合が圧勝なのだが、
映画の中の芸比べや、美人度では若手女優に軍配が上がるかな。
吉永小百合(1945.3生:55才)より、
高島礼子(1964.7生:36才)の方が美人かな。
それは、順番だから仕方ないか。
・原節子、岸恵子、高峰秀子、往年の大女優も年齢を重ねれば
美人度では、後輩に譲ってきたものな。
・この映画の1番ポイントは、「長崎ぶらぶら節」の歌詞を発見する所と、
同、音節を思い出す所だと思うが、弱者を助ける場面も重要。
・愛八が、お雪、お喜美等、貧者の面倒をみる話は、少し泣ける。
・他人の為に、散財したり、活躍する人の映画は、心が洗われる。
・最後に映画の総合評価の件 → そこそこに良い映画だと思いました。
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