「もう僕の役目は終わった」映画ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記 HIROさんの映画レビュー(感想・評価)
もう僕の役目は終わった
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ドラえもん映画18作目にしてF先生が関わった最後の作品。
前述の通り本作の大長編の執筆中にF先生がご逝去されており結果的に遺作となってしまった作品
偶然かもしれないがこの映画世界の神的な存在である「種まくもの」がのび太達に後を託して星を去るシーンをその事踏まえてから見ると中々思う所はある。
映画シリーズには珍しく前作「銀河超特急」のフワフワ銃が出てくる等同一の世界観を匂わせるシーンが出てくる。
本編に関しては前作に続き勇敢なのび太が見れたりとドラえもん映画らしい楽しさは感じられ
るものの味方のオリジナルキャラ達は賑やかし要員程度にしか活躍せず
敵キャラの熊虎鬼五郎も秘密道具で増殖するとはいえただの犯罪者とややパンチが弱い
種まくものに関しては設定のスケール自体はどデカいが話そのものにそこまで絡まないので話全体でみるとちょいと物足りない感じ。
また長年ドラえもん映画のED並びに挿入歌を作詞してきた武田鉄矢さんが前作で降板し今作はなんと矢沢永吉さんが担当しているのも特徴。
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