「そして女優になっていく」Wの悲劇 くまっちさんの映画レビュー(感想・評価)
そして女優になっていく
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俳優と一夜をともにするのは
自ら経験の幅を広げるため、
もちろん好意もあるけれど。
女優を夢見る研究生の薬師丸ひろ子は
まだ二十歳。
ひたむきだけど、どこかあぶなっかしい彼女に
恋心を抱く世良公則。
現代の若手俳優では
醸し出せないだろう、
哀しみのある若さというものを。
それは演技力ではなく、時代を生きる空気感。
80年代はバブルでチャラチャラ
していた印象が強いけれど
哀しみも同時に存在していたように思う。
せつない、ではなく
哀しみ
中森明菜や井上陽水の感じ
(個人の感想です)
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