劇場公開日 1993年5月29日

大病人のレビュー・感想・評価

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3.5見事だった最後の般若心経の演奏

2024年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

三國連太郎扮する俳優兼監督向井武平は病床にいて傍らには高瀬春奈扮する愛人神島彩がいたが、彩も癌と診断されていたという内容で撮影が進んでいた。しかし向井監督は本当に癌を患っていた。
昔のブラックコメディだね。 昔だから今と違ってすぐ告知せず胃潰瘍と言ってたからね。でも考えてみれば、本人が自分の病気を知らずに亡くなるなんてのは悲劇だな。最後の般若心経の演奏は見事だったね。

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重

3.0病気と向き合う

2023年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

伊丹十三監督が襲撃されたあとに発表されたコメディで、主役は三國連太郎。
主人公は俳優で監督だが、別れる直前の妻(宮本信子)の勧めで病院に行く。
末期がんが見つかるが告知はしない。
途中で黄泉の国らしきシーンがあるが、はたして・・・。

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いやよセブン

3.5構図が美しい

2021年10月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

改めて見ると全部構図が綺麗。別に清順ほど芸術ぽく、わざとらしくもないのが凄い。カメラはあまり動かず、それぞれのシーン絵画を見てるみたいだ。

高瀬春奈ていう女優さんはお葬式といい、愛人のイメージが強い。木村多江にときおり似ている。

「友だちを駅まで送りに行って、電車がなかなかこない」
このシーンいい。

木内みどりの凄く美人な配置でないけどおさまりよく動く感じ、あのカラーが凄い。無茶苦茶よかった。

熊谷真美もそうだがああいう可愛さ競争で立ってない女優はいいなあと見てて思う。

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filmpelonpa

4.0題名で「重い映画」と判るが、笑える所が少しあって良かった

2021年1月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

この映画は、封切の時に観た → 今回で2度目だが、やっぱり面白い
宮本信子は、演技が上手 → 不自然な所がない
音楽:ラストダンスが数回流れたが、この映画に合っていて良い
小生の心に響く言葉もあった
ただ、この映画は良い映画ではあるが、
 次は、楽しい映画か、元気な映画を観たい・・・・・・・ かな?

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KEO

4.5【伊丹十三監督、第7作。誰もが避けえぬ”死”をテーマに、現代邦画を牽引する山崎貴に臨死体験シーンを作らせた作品】

2019年11月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 ”死”と”性”という相反する(が、連関する)重いテーマをコミカル要素をふんだんに盛り込み、エンターテインメント作品として世に出した伊丹監督、後期の作品。

 伊丹監督の”性”といえば「お葬式」からの常連、高瀬春奈さんの肉感的な色気は欠かせない。
 大病人”武平”を演じた三國連太郎と”そんなことやったら、腹上死しちゃうよ”と思ってしまった場面など、ドキドキしながら観てしまったなあ(赤面)

 今作では、現代でも話題になっている”自宅で死を迎えるために”に必要な条件も表している。

 1.闘病生活を支える周囲の介護力
 2.病人が居住する場所の確保
 3.家に往診してくれる医者の存在・・・

 これ、2019年の現在でも3条件を満たすのは難しいでしょう・・。

 そして、若き山崎貴が描いた臨死体験シーン・・・。(当時はCISシステム ”Composite Image Systems"と呼ばれていた)

 年上の方に対して甚だ失礼な物言いかもしれないが ”あれから25年、邦画VFXの先駆者として、頑張ってきたのですね” というのが率直な感想である。(が、今や大御所ですよね。お許し願いたい)

<1993年5月30日 劇場にて鑑賞>

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NOBU

3.5伊丹作品の・・・。

2018年10月2日
PCから投稿

伊丹作品に出てくる、頑固親父はどうしてこうも魅力的なのだろう。

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ハワイアン映画道の弟子