「着ぐるみ怪獣が親子愛を描く・・・」大巨獣ガッパ ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
着ぐるみ怪獣が親子愛を描く・・・
1967年に公開された日活の怪獣映画。
物心つく前から映画好きの親父に連れられていたが、自分が記憶している中で最初に映画館で観た覚えのある作品。
東宝のゴジラや大映のガメラには及ばないかもしれないが、ただの怪獣映画に終わらず、親子愛を切なく描いているところが良くて、大好きな一本です。
子ガッパは可愛らしく見えるし、何より海から出て来たガッパが蛸を加えているところがリアルっぽい。
熱海の街が破壊されていくところが、なかなか面白い。
昔の作品だから、合成場面でう〜ん?な所も多々ありますが、山本陽子さんが綺麗であったり、懐かしの役者さんの若い姿でも楽しめます。
子供向けの着ぐるみ怪獣映画ではあると思いますが、ラストには、ジンワリと来るものがあります。
そして、何より・・・もう何十年もたつのに、あの主題歌は頭から離れない。
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