「親子怪獣」大巨獣ガッパ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
親子怪獣
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南海の孤島に怪獣とくれば古典のキングコング以降の典型パターン、幼獣を持ち帰ったことから親の襲来、怪獣ランドを目論む出版会社の社長は敵役、島の子供や山本陽子が幼獣を親に返してと切なる訴え。
怪獣とはいえ親子の情は尊重すべき、自然保護とか子供向けの教育映画の趣のせいか、ガッパもさして暴れない。
特撮はかって円谷監督の片腕と言われた渡辺明さん、光線が武器なのはまんまゴジラ、ラドンだって多少は羽ばたいていたがガッパの羽根は動かないから飛び方はまるでジェット機なのは解せません。さして見どころも褒めるところも無いのだがトロピカル・アイランド構想はスピルバーグのジュラシックパーク(1993)より先のアイデアということくらいでしょうか。
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