戦艦大和のレビュー・感想・評価
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世界三大無用長物の大和の存在意義
無駄の見本みたいに言われている大和だが、 連合艦隊司令長官が山本五十六ではなく山口多聞だったら、 ミッドウェイで先陣切って突っ込んだだろうから赫々たる戦果を挙げ、 世界にその名を轟かせただろう。 司令長官が愚将山本五十六だったのが運の尽き。 そんな大和も最後の最後に有終の美を飾った。 沖縄特攻である。 これがいかに素晴らしく涙なくしては語れない物語か。 全く意味のない無謀な特攻になぜ大和は突っ込んでいったのか。 答えられる人がいますか? 反日左翼どもは無駄死にだと言って非難する。 そうでしょうか。 無駄と分かっていても同じ日本人が困っていたら助けたい。 それが人情ではないですか。 これほど美しいことはないのではないでしょうか。 誇りに思うべきではないでしょうか。 後世に伝えるべきは戦争の悲惨さではなく日本人の誇り、気概であるべきです。 その意味でこの作品の評価は星一つとしました。
どこからどこまでがドキュメント映像なのかわからなかった。
ミニチュアの戦艦も映像が古いおかげで、模型っぽさを感じず、あらためてモノクロ映像の良さを見直しました。群像ドラマの中心になるのも少尉クラス以下の兵士たち。製作年も戦後8年目ということで、実際に従軍していた者もいるということなので、伝令等がとてもリアル(何言ってるのかよくわかりませんでしたが)でした。 沖縄に向かう戦艦大和。多くの国民はその存在すら知らない。それを後世に伝えようとする者、海軍の良さを弟のために筆を取る若き兵士(ただし、しるこのことで頭がいっぱいで、漢字を知らない)。アメリカで生まれた二世の乗組員なんて設定も面白い。 戦闘シーン、輸送船など、ドキュメント映像を巧みに編集されていて、セットも当時としては金がかかっているに違いない。甲板に整列した兵士たちのシーンも圧巻でした。次から次へと負傷者が増えて、やがて傾き轟沈する大和。戦争の悲惨さと貴重な映画として価値があると思います。最後の台詞「戦争を生き抜いた者ほど次の戦争を欲しない」という言葉が痛烈に響く。
弩級戦艦「大和」の最期
「東宝・新東宝 戦争映画DVDコレクション」の付録DVDで鑑賞。 世界一の巨艦「大和」に乗り組んだ兵士たちの群像を軸に、菊水特攻作戦で壮絶に散るまでを活写していました。 藤田進の演技が素晴らしかったです。 他にも高嶋忠夫や丹波哲郎の若かりし頃の姿が見られ、めちゃくちゃ貴重だなぁと思いました。 特撮のクォリティーは東宝には及ばすの感がありました…。 何だか全てがちゃちかったです…。
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