春だドリフだ 全員集合!!

劇場公開日:

解説

東京の下町を舞台に、落語の世界に生きる人たちの姿をコメディー・タッチで描く。脚本は「出所祝い」の田坂啓、監督は脚本も執筆している「喜劇 夜光族」の渡辺祐介。撮影も同作の荒野諒一がそれぞれ担当。

1971年製作/89分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1971年12月29日

ストーリー

ここは、三重県のある城下町のストリップ小屋。ストリップの合間に小噺を一席ぶっている一向に目の出ない落語家なまづ家源五郎は、この興行を仕切っている県会議員の中本竜三が大の小柳ルミ子のファンであるのを知ると、ルミ子とは大変親しいと大風呂敷を広げてしまう。竜三はとりあえず手付金三十万円を彼に渡し巡業を頼んだから大変である。東京に戻った源五郎は、彼女の出演しているテレビ局に出かけるが、マネジャーから断わられガックリ。頭にきた源五郎は師匠の家に立ち寄ると、芸の説教をされ、果てはいかり亭長楽に変名させられる。その夜、気分一転とばかり長楽はいきつけの焼鳥屋で飲んでいるうち加藤ヒデオという青年と知り合い、無理矢理弟子にして、芸名もいかり亭茶楽と命名。二人は、長楽の幼馴染の今川焼屋高木の二階を借りた。その隣には、荒川忠次、文子、エリ子の三人兄妹が住んでいる。忠次はヤクザ者で、文子が二三代という名で芸者をして生計を立てていたが、その二三代に、長楽が惚れ、茶楽はエリ子に惚れてしまった。そんなある、屋賃の不払に業を煮やした高木の女房テツ子は、二階の一部屋を中本という学生に貸してしまう。数日後竜三が上京してきた。「東日本憂国同志会」の宴会が箱根で催され、その招待を受けたのだ。その夜、竜三は息子の工作を訪ね、今川焼屋にやってきた。襖一つ隔てた隣りの部屋に竜三がいることを知った長楽はガタガタ震えた。翌日文子に、ある政治家の二号になる話がもちあがった。義理と人情の板ばさみの末、彼女は二号になることを決心し、箱根の宴会場に向った。この話をエリ子から聞かされた長楽たちは芸者姿に扮装して箱根に向った。宴会はメチャクチャになり、そのため文子の二号になる話は解決したものの、長楽は竜三に見つかってしまった。それから一年後、一躍マスコミの寵児となった茶楽の後に、鞄持としての長楽の姿があった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5やったぜ加トちゃん、ウンコチンチン

2022年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 いかりや長介が落語家になるというストーリー。いつまでたっても二つ目のなまづ家源五郎という役で、上京してきた加藤ヒデオを無理矢理「茶楽」という弟子にしてしまう。幼なじみの高木風太の元で居候をし、それぞれがヤクザ荒川忠次の妹、長山藍子、新藤恵美に惚れてしまうという展開。そこへやってきた興行主の息子・中本工作は同じく新藤恵美に恋をしてしまうのだった。

 珍しく仲本工事が振られ役。爆弾騒ぎという定番のドタバタもあるが、この作品ではメンバーたちがそれぞれ落語に挑戦するという面白さがある。中でも準レギュラーの左とん平の語りは上手かった。妹の学費のために芸者をしていた長山がある実力者の2号にならないかと持ちかけられる展開もあるが、昭和の格差社会を思い知らされた気分。

 小柳ルミ子、萩原健一、ゴールデンハーフはちょっとした添え物。

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kossy

3.0ドリフと落語

2020年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2019年12月30日

#春だドリフだ全員集合!! (1971) 鑑賞

BS11

ゲストに #萩原健一 と #小柳ルミ子 が出てました。

落語家の設定ということで、#柳家小さん と #三遊亭円生 も出てた。
#ザ・ドリフターズ

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とし

2.5今度は落語家

2018年12月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

悲しい

いかりや長介は落語家だけど地方でドサ周り、東京に戻ってきて気のいいバカの加藤茶を弟子にする。
小さんや円生など落語家が多数出演、歌のサービスは小柳ルミ子とゴールデン・ハーフ。

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いやよセブン

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