すべてが狂ってる
劇場公開日 1960年10月8日
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悲しい
禰津良子は、かなりの美人で存在感あり。吉永小百合(新人)は当時15歳。お金持ちの娘役として、ほんのちょっと出演。
大学生らしき主人公とその仲間らが、恐喝やかっぱらい、車泥棒で小遣い稼ぎ。あてもなく集まって、強請や窃盗を自慢しあい、そこに街のチンピラが絡んでくる。また、戦争未亡人となった、自分の母親と恋仲の中年男性への嫌悪、肉体関係を持った女性への歪んだ愛憎。と、色々あるが、何もかもが薄っぺら。判断中止状態で、闇雲にいきり立ち、疾走している感じか?
興奮
生活の面倒を見てくれる男と母親の関係が許せない、少しマザコンで女性不振気味な青年が、自暴自棄に破滅する青春映画。ロカビリー歌手として坂本九の歌唱シーンや新人の頃の吉永小百合がチョイ役で、全編に流れるJAZZと古き良き時代のトッポイ不良少年や少女、当時の古いアメ車も沢山出て来る娯楽が楽しめる。関係を修復しようとする大人を一切受け入れない幼さが焦ったくも、鈴木清順が描くアウトサイダー達の物語に不良の美学も垣間見れる。
内容が難しく、楽しい映画ではなかった。吉永小百合が新人として出演。
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