劇場公開日 2005年6月18日

「0076 そんな奴はしらん!ウッウッ」砂の器 NWFchamp1973さんの映画レビュー(感想・評価)

4.50076 そんな奴はしらん!ウッウッ

2024年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

1974年公開
プログラムピクチャー全盛の日本では対応不可能だった
1年越しの撮影期間。
監督、カメラマンが納得するまで待ち続けて捉えた
映像の深さ。それによって表現される日本の四季。
ジャニタレ、CG全盛では生まれない美の大作。
原作目線では成功者の過去を知っている知人を殺害、
という推理小説の1パターンの元祖で
原作は原作で味があるが脚本の橋本忍は
あれはミステリーとしては全然面白くない。
親子の宿命の話にする、と。
コンサート会場から奏でられる「宿命」素晴らしい!
バックでは迫害される親子が日本の四季を旅する。
オープニングの砂の器が壊れていく様も印象深い。
初鑑賞は高一でしたが泣けましたね。
話を最後に統括する丹波哲郎も板についています。
あー45年後に亀嵩駅行きましたよ
90点
初鑑賞1977年2月23日 梅田コマゴールド

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NWFchamp1973