劇場公開日 2005年6月18日

「名作に時代は関係なし。」砂の器 mg599さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5名作に時代は関係なし。

2019年9月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

まごうことなき日本映画の傑作。現代にも作られてほしいクオリティである。

ただ、何回も観ているので、気になるところが目立ってきた。

冒頭の東北出張がなんの伏線にもなっていない。あやしい人物がいたことになっているが、関係があったのかなかったのかも示されない。

映画館に掲示されていた写真のために、2日連続で映画館に行くか? 写真ならその場でいくらでも確認できる。他の作品では(ひょっとして原作?)、ニュースフィルムだったから次の日も観に行った、というのがあったが、そちらのほうが合理的。

内藤武敏はたぶん捜査一課長、または刑事部長クラスだったと思うが、捜査の進捗状況を知らなすぎ。

今西は、本浦秀夫が和賀英良だとなぜわかったか?

ピアニストが撲殺を選ぶか?

映画の価値は揺るがないので、どうということはないのだが、少し気になる。

あらためて、加藤嘉の芝居はすごかった。

コメントする
mg599