新宿少年探偵団
劇場公開日:1998年4月29日
解説
受験、落ちこぼれ、アイドルであることのプレッシャー、それぞれに問題を抱える中学生たちが、不思議な事件に挑む青春アドベンチャー。監督はこれが本編デビューとなる淵井正文。太田忠司の原作を、尾張元が脚色。撮影を「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の国の戦士たち」の大岡新一が担当している。主演は、映画デビューとなるジャニーズJr.の相葉雅紀、松本潤、横山裕の三人。
1998年製作/103分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1998年4月29日
ストーリー
自称中学生探偵の壮助は、街に出没するという謎の少女・アリサの正体を暴くべく、新宿の街をローラースルーで疾走していた。彼は漸くアリサと遭遇するも、闇の中から突然現れた機械獣シータに襲われ、彼女を見失ってしまう。彼女は一体何者なのか。アリサが消えた場所で怪しく光るペンダントを拾った壮助は、それを秀才の謙太郎に分析してもらうことにした。パソコンを自在に操る謙太郎によってそのペンダントが通信機であることが判明すると、ふたりはアリサの正体を探る更なる手がかりを求めて調査を続行。ペンダントが落ちていた場所で、ストレスから過食症になっている中学生アイドル・美香と知り合う。美香は街をさまよっている時に、アリサに「お友達になって」と声をかけられていたのだ。居合わせた美香の親友・響子と共に、美香をアリサから引き離そうとする壮助たち。だがそこへまたしてもシータが現れ、彼らは逆に襲われてしまう。それを救ってくれたのは謎の少年・蘇芳だった。アリサとシータを撃退した蘇芳は、二度とアリサには近づかないよう注意すると、互いに交信が出来るBDバッヂを4人に渡して姿を消した…。その後、壮助たちは蘇芳のくれたバッヂを通して友情を深めるが、それぞれの忙しい生活の中ではそれも長くは続かなかった。謙太郎は母親に塾通いを強制され、美香はステージママ・沙恵子にホテルに幽閉されて、4人の絆は引き裂かれてしまう。そんな折、美香に再びアリサの声が届いた。声に導かれるまま、アリサが住むバブルの塔に出かけていく美香。彼女は、そこが闇の科学者・軽部の秘密の研究所であること、そしてアリサが博士の作った人造人間だったっことを知る。生まれてからずと友達もいないまま孤独に育てられてきたアリサ。美香はそんなアリサの淋しさを理解すると、彼女を軽部の管理下から救おうと、かけつけた壮助たちと軽部に戦いを挑むのであった。軽部との戦いは壮絶を極めるが、アリサと同じ境遇にあった蘇芳の不思議なパワーと、アリサが身を呈して戦ってくれたお陰で、彼らは勝利を収めることが出来る。戦いを通して友情を深めた壮助たち。彼らは蘇芳とまたどこかで会えることを約束して別れるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- 淵井正文
- 脚色
- 尾張元
- 原作
- 太田忠司
- 企画協力
- ジャニー喜多川
- 小川富子
- 製作
- 中川滋弘
- プロデューサー
- 道祖土健
- 椿宜和
- 斉藤朋彦
- キャラクター・クリーチャーデザイン
- 山田章博
- 撮影/ハワイロケ撮影
- 大岡新一
- 美術
- 太田喜久男
- 装置
- 谷津勝利
- 装飾
- 舟木博志
- 音楽
- 宇崎竜童
- 増田俊郎
- 音楽プロデューサー
- 高橋宗芳
- 矢野善照
- 高石真美
- 主題歌
- ジャニーズJr.
- 録音
- 鈴木肇
- ハワイロケ録音
- ハリー・ラデーラ
- 音響効果
- 中村佳央
- 小島彩
- 照明
- 高野和男
- ハワイロケ照明
- ニシガタ・ヒロキ
- 編集
- 川瀬功
- 衣裳
- 大森茂雄
- 江渡ゆかり
- 佐藤七
- スタイリスト
- 富樫理英
- 製作主任
- 益岡正志
- 製作担当
- 千葉耕蔵
- ハワイロケ監督
- SANCHE
- 助監督
- 崎田憲一
- スクリプター
- 工藤みずほ
- スチール
- 鈴木さゆり
- ビジュアルエフェクト
- 道家林太郎
- 高橋尚吾
- ビジュアルエフェクトスーパーバイザー
- 石井教雄
- CGスーパーバイザー
- 小川利弘
- CG
- 荒木史生
- 前田哲生
- 丹羽学
- 千葉英樹
- キャラクター・クリーチャー・プロデュース
- 梶研吾
- 技闘
- 多賀谷渉