仁義なき戦い 完結篇のレビュー・感想・評価

仁義なき戦い 完結篇

劇場公開日 1974年6月29日
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“頂上作戦”その後~容赦無い世代交代の物語

「仁義なき戦い」シリーズ第5作。
前作「頂上作戦」で一応の決着を見た「第二次広島抗争」後に巻き起こった「第三次広島抗争」を軸に、広島やくざたちの世代交代劇を描きます。
前作まで脚本を書いていた笠原和夫が降り、これまた東映でやくざ映画を数多く手掛けている高田宏冶に変わりました。「頂上作戦」で描きたいことは全て描き切ったので次を描く気にならない、という理由で降板したようです。
確かに若干の蛇足感は否めませんが、後日談として非常に面白いし、劇的な世代交代の物語として秀逸だと思います。

警察の目を逃れるため、広島やくざたちは武田の元で一同団結し政治結社“天政会”を組織していました。表向きは暴力団で無くともその実態はそのものであり、呉と広島の小競り合いから内ゲバ的な内部抗争へと発展していきます。
抗争を仕掛ける市岡のギラギラさが浮いているように見え、歴史に淘汰される前の最後の閃光のように思いました。その死はまさに時代が変わったことの証明です。
前作にも増して戦後世代の若者たちが多く登場し、青春の昂ぶりを暴力へと昇華させようと気炎を上げます。
そんな若者たちの放つ銃弾によって、第1作から登場していた槇原や江田が殺害されます。
有り余る暴力衝動を迸らせ権謀術数を張り巡らし熾烈な戦いを生き抜いてきた男たちの最期としては、あまりにもあっけなく容赦の無い無情さと一抹の寂しさを感じました。
出所後の広能の下した己の決断も、移り行く時の流れには逆らえず、流される血と自分たちのやって来たことの無情さに否応無しに向き合わされた結果のように思われて、感情が揺さぶられます。

syu-32
syu-32さん / 2018年9月25日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  興奮
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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ついに完結

ついに完結。
菅原文太と小林旭ふたりの姿が余韻として残る。

激しく、そして無情なヤクザの世界・・・
人を殺し、のし上がろうとした男たちの答えがラストで分かります。

しかし、面白いシリーズだったなぁ。

ジーナ
ジーナさん / 2017年9月28日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  興奮
  • 鑑賞方法:-
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暴力の行き着く先

いままで、警察ともなあなあだった関係も終止符
ようやく警察も取り締まりを強化し、対応を変えていくヤグザたち。でも、暴力を止めることはなく。

夢見る電気羊
夢見る電気羊さん / 2017年5月13日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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一時代が終わって完結って感じ。最後まで菅原文太は蚊帳の外。 やはり...

一時代が終わって完結って感じ。最後まで菅原文太は蚊帳の外。
やはり同じ役者が違う役で出てくるのに馴染めなかった。さらに今作では同じ役を違う役者になる。

マサロック
マサロックさん / 2015年3月24日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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ササラモサラ.

(14.11.2〜3、広島死闘編〜完結編までを一気見しました)

シリーズ最終章。
戦後混乱期から高度経済成長へと歩んで行く時代、並走した人々の、それぞれの悲哀。

どんどん表からは見えなくなってきている、暴力や死が、実は我々のすぐ側に隠匿されていること、そして、その力に魅せられてしまう自分がいることに気付く。

人の本質はおそらく昔からさほど変化していないはず。
このエンタメ作品から、何を見出すかは人それぞれだろうけれど、今後も生き残って行く作品群であることは論を待たず。

セリフの一つ一つ、人物の相関、ストーリーの展開。脚本・演出ともに、同じ土俵でこの作品を超えるのはかなり難しいでしょうね。

Nori
Noriさん / 2014年11月3日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  楽しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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負の連鎖は続いていく

相変わらず仁義がある人間が報われない。
しかし仁義を通している広能(菅原文太)、武田(小林旭)、松村(北大路欣也)は本当にかっこいい。
この映画は完結しても仁義なきやくざ社会の負の連鎖は永遠に続く...と知らしめるような最後は素晴らしい!

cani tsuyo
cani tsuyoさん / 2014年5月22日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  楽しい 興奮
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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