「古き良き時代」少年時代(1990) プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
古き良き時代
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戦時中、主人公の少年が疎開で一人で富山へ行く。
そこで東京者との事で学級委員タケシ達からいじめを受けるようになる。
しかしタケシに色々な小説の内容を話してあげる事で、次第に距離が縮まる。
他の学校の生徒に絡まれている所を助けてくれた事もあり、心が通じる。
しかし、病気で休んでいた副学級委員が復帰して来た事で流れが変わる。
副学級委員はタケシに反感を持つ者らを20人くらい集め、ボコる。
主人公もこのメンバーに入っており、タケシを殴れと言われて殴ってしまう。
この日以降、タケシはいじめられるようになってしまう。
が、あまりにひどいので、主人公は気にかけるが、タケシはつれない態度。
自分と話してるのが見られたら主人公が殴られるから、ってもあったのかも。
そしてついに戦争が終わり、東京へ戻ることになる。
主人公はタケシのところへ別れを告げに行くが、出て来なかった。
しかし出発の時、急遽タケシが走ってきて電車に並走する。
そしてお互いに別れを告げるのだった。
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タケシが良かった。
後で調べたところによると、この少年は地元の素人だったそうな。
電車の並走シーンは典型的過ぎて笑けたけど、感動があった。
そして最後は陽水の少年時代が流れる。