サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ

劇場公開日:

解説

植木等のヒットソングスーダラ節に続く第二弾。原作・脚色は前作「スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねえ」の青島幸男と高橋二三。「七人のあらくれ」の枝川弘が監督したサラリーマン喜劇。撮影は「明日を呼ぶ港」の秋野友宏。

1962年製作/85分/日本
配給:大映
劇場公開日:1962年5月12日

ストーリー

三日月物産、信州信濃支社の気楽な稼業ぶりはちょっとひどい。支社長以下とんとやる気がないのだ。只一人、働いているのは柏木洋介君、父は支社の小使として父子二代にわたって忠勤を励む誉の家柄だ。信濃支社の余りの不成績ぶりが、社長の耳に入り、社長の御曹子がのりこんでくることになった。あわてた支社長以下は、御曹子懐柔策をたてるが、本当に困ったのは洋介の処置である。彼に事実を喋られたらパーである。即刻柏木君、本採用の辞令が出された。大喜びの柏木君かねてから思いを寄せているBGの久枝に報告したが、これがいけない。辞令を受取るより御曹子に取入った方が出世するという。挙句の果てが絶交ときた。辞令を突返されて困った支社長は、久枝に特別命令を出すが、久枝の恋人前田君が承知しない。困った支社長は、行きつけの料亭の芸者ぽん太を使うことになった。だが、竪物の柏木君、ぽん太のお色気攻勢にびくともしない。第三の洋介攻略が展開された。娘孝子の友達八田ひろみを柏木君の相手にすいせんしようというのだ。見合の結果は上々で、柏木君は、ひろみと醤油問屋をやるつもりになった。ところが、それを聞いたぽん太と久枝がおさまらない。ひろみと柏木君のデートの場所に現われてぶちこわしてしまった。柏木君はまだ会社をやめない。すべてを御曹子に告げるんだと意気けんこうだ。到々御曹子の到着の日となった。支社長は大弱りである。ところが、どたんばになって、柏木君の父の申し出で柏木君は一躍、課長待遇として札幌支社へ転職することになった。信州支社へはハナ肇以下七人の社員を従えて御曹子がおりたった。入れ違いに柏木君は汽車へ。その柏木君の隣りには支社長の娘孝子がちゃっかり座っていた。

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