「突如出現というロマン。」ゴジラVSキングギドラ やさんの映画レビュー(感想・評価)
突如出現というロマン。
金色の翼があるのだから、何処かから飛んでくりゃ良いものを、キングギドラという怪獣は何もない空間に突如出現するもんだから神秘的だ。
そんな昭和の思い出を大幅アップデートしたようなメカキングギドラのタイムワープ出現は、
さっきまでのグダグダを全て消し去る程のインパクトがある。
ギドラの脅威に恐れ慄いていた気がするが錯覚だ。今は味方なんだからあれこれ騒ぐのは野暮である。
もしも、全てはエミーの掌の上で、ウィルソン他日本の発展をよく思わない過激派未来人の早期抹殺が本来の目的だとしたら、わざわざ親族の前に姿を現して勝利宣言したのも納得だ。
後のゴジラ復活は想定内。
彼はメルトダウンにより自滅の最期を迎えるのだから…(90年代と共に)。
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