メカゴジラの逆襲のレビュー・感想・評価
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0087 タイトルバック長い~
1975年公開
伊福部テーマに乗って本多猪四郎が帰って来た。
けどメガロゴジかあ。
本多演出でドラマ部分が厚くなる。
CMの「メカゴジラの発進をマナベ博士に伝えよ」
が結構聞こえたよね。
2対1でようやく倒したメカゴジラにどうして
1対2で勝てるん?
昭和シリーズは平田昭彦に始まり平田昭彦で終わる。
これよりゴジラは長い空白時間に入る。
70点
キャスト被らせすぎとちゃうか?
当時の作品にはありがちだが昨年公開した映画の続編に位置ずけられる作品に別役で同じキャストを使うのはどうなんだろう?
平田明彦など真逆の役割で出てるから「どうしたこっちゃ?」と思うほどである。
そして大人仕様がより進んで、サイボーグ化した女性との禁断のロマンスが…。手術?の時もゴム性のお胸がむき出しになってて「時代やな~」と少し驚いた。
ドラマ部分が大人仕様になった分、特撮も突飛さはなくなり、怪獣プロレスも控えめに…。
逆襲?してないけど…
残念なことにストーリーはまったく覚えていなかった。
シンゴジラ、ゴジラ−1.0を観た後に
これを観てはいけなかった。
ゴジラはすっかりヒーローになっており
メカゴジラは前作程のインパクトはなく
新怪獣のチタノサウルスが主人公になっていた。
明らかに子供向けの映画だった。
親はよく一緒に観てくれたな〜
ただメカゴジラの火力と爆発と煙は凄かった
面白かった…が
人間側のストーリーは主人公と敵対する少女との悲しい話で面白かった。
欲を言えば題名にあるメカゴジラがもっと登場すると良かった。
もしくは題名を「ゴジラVSチタノサウルス」にした方が良かったかも。
でも悪くない作品です。
ゴジラ15作にして昭和シリーズ最終作。 「きょうりゅう」の発音にた...
ゴジラ15作にして昭和シリーズ最終作。
「きょうりゅう」の発音にただただ違和感(笑)
メカゴジラがカッコいいがたいして活躍しない。
藍とも子のセクシー作品がひたすら見たくなってくる(笑)
BS12
メカゴジラはカッコいいが
記録としては、ゴジラシリーズの観客動員数ワーストだそうだ。
今作にて1954年の初代ゴジラから21年間続いた昭和ゴジラシリーズは一旦終了、1984年に公開されたリブート版ゴジラまで9年間休止となる。
メカゴジラを復活させるブラックホール第3惑星人もすごいが、桂をサイボーグとして甦らせる技術もすごい。
にもかかわらず、全滅させられる過程があまりにもバカすぎる。
逆襲と言うほどメカゴジラが活躍してないのが非常に残念だ。
もうゴジラは作られることは無い 本当にゴジラは終わったのだ そう誰もが納得できる素晴らしいラストシーンだった
あーあ、ガッカリだ
なんだよこれは、凄く期待してたのにトホホだよ
これが偽らざるゴジラファンの声だったと思う
だからシリーズ最低の動員数になってしまい、低迷していたゴジラシリーズをとうとう打ち切りに追い込んでしまったのだ
前作で登場したメカゴジラのインパクトは凄まじく
人気は高く関連グッズのセールスも好調
そのメカゴジラが、次回作の本作ではメインタイトルに単独で表記されている!
監督はゴジラシリーズの黄金期の全てを監督したあの本多猪四郎監督が64歳にして復帰する
音楽はもちろん伊福部昭!
原点回帰!これなら絶対に面白いことは間違い無い!
その期待が裏切られてしまったのだ
この布陣でこれなら一体どうすればいいのか?
もう駄目だ、絶望だあ~
この思いにとらわれてしまう
特撮は中野昭慶特技監督が担当しているのは、この時代のほぼ全作品を担当しているので当然だ
しかし、前作で大いに貢献した川北紘一の名前はない
何故かは分からない
からだは空いていたはずの時期だと思うのだが
とはいえ特撮は、メカゴジラの市街地破壊シーンなどなかなか良いシーンもあり駄目という訳ではない
俳優も平田昭彦、中丸忠雄、佐原健二、睦五郎と揃えているから不足はない
なのにこのガッカリ感は大変に堪える
なぜなんだ!
どうしてこんなことになってしまったのだ?
この絶望感が、栄光と伝統あるゴジラシリーズを第15作にして打ち切りに至らしめたのだ
何が駄目なのか?
それは脚本だ
なんとシナリオ学校の生徒のコンペで選ばれたものという
実績の無い若い生徒の脚本でも、素晴らしければそれで問題はない
彼女は後年一角の脚本家になっているから、本当に実力もあるのだろう
しかし本作の脚本はお世辞にも良い出来映えとは言えない
特撮ファンの心がまるで分かっていない
新怪獣をだす必要は一体どこにある?
そのことは東宝側のコンペの条件だったのだろうか?
そんな新怪獣なんかどうでもいい
テレビでは毎週毎週新怪獣がどの番組でも登場するのだ
そんなものもう誰も見たくもない
見たいのはメカゴジラなのだ
ええい!チタノザウルスはいい
メカゴジラを映せ!、メカゴジラの戦いぶりを!
誰もがこう思ったはずだ
なぜ、前作の続きという設定のはずなのに、物語が微妙に異なってしまうのか?
前作の主要登場人物の俳優を全く別の役で配役するのも無理がある
アンドロイド桂は面白いが付け足しにすぎる
プロデューサーの責任だとおもう
こんな脚本で映画を撮らされ、配役をさせられる方が可哀想だ、気の毒だ
ラストシーン
夕陽の中、黄金の煌めきに染まる大海原をゴジラは後ろ姿で去っていく
終わってしまった
1954年の映画のイノベーションであった初代ゴジラから21年、15作も続いたゴジラシリーズはこの溜め息のでるほどに美しいシーンで締めくくられた
このシーンが本作で一番良かったというのは皮肉だ
もうゴジラは作られることは無い
本当にゴジラは終わったのだ
そう誰もが納得できる素晴らしいラストシーンだった
1975年3月15日公開
2週間後の同年3月30日「宇宙戦艦ヤマト」最終回放映
怪獣特撮は終わり、SFアニメは立ち上がろうとしていた
1975年春
庵野秀明氏は15歳、樋口真嗣氏はまだ10歳だった
こうして日本はスター・ウォーズと未知との遭遇の二隻の黒船を1978年に迎えようとしていたのだ
初期三作で一番の力作だと思う
「小林、とうとうゴジラをやっつけたぞ」で終わる潔さ。昔の映画は、パッと終わるね。エンドロールなんかないに等しい。「完」の字幕で終わり。
耳のある二匹めのゴジラ。氷漬けにされて終わるんだけど、一作目に続いて二作目の「逆襲」もシリアス。
アンギラスが初登場で、"怪獣対怪獣"という、一作目から更に話を広げ、ここからこの流れが続く。
三作目のvsキングコングは見ちゃったけど、初期三作の中ではこの二作目が一番好き。スタジオ撮影が、まさにスタジオ感があって、役者さん達、大道具さん達の苦労が見えるようだ。ゴジラを閉じ込める大量の氷は、本物の氷に見える。いやぁアチコチ秀逸だ。
さて、どの作品からシリアス路線を脱却したんだろうか。四作目はモスラ、五作目は三大怪獣でラドン登場。このずっと前にラドン単体で映画化されてるので、それも見なくちゃ。で、六作目で先日見たキングギドラ登場で宇宙という空間の広がりを想像させてくれた。当分、楽しませてくれる。次は、どれを見よう。ワクワク。
本多猪四郎、伊福部昭コンビが帰ってきた!
前作『ゴジラ対メカゴジラ』ではメカゴジラのヘッドコントロールを修理した宮島博士役の平田昭彦。今回はチタノザウルスを発見提唱したため学会から追放された真船博士を演じている。生家は金沢らしいのですが、そのシーンは無かった。
チタノザウルスが超音波に弱いことを発見した調査船。防衛隊の協力を得て強大な超音波装置を開発するのだが、ひそひそ話を聞かれたために配線をボロボロに。そうして第三惑星人はゴジラを探知するスーパーガイガー探知機を完成させ、メカゴジラとともに東京を襲うのだった。
悲恋と言われるのはサイボーグの桂(藍とも子)と一ノ瀬(佐々木勝彦)。メカゴジラの起動装置を桂の頭に繋げるという残酷さは第三惑星人ならではの発想。「いいんだ。たとえサイボーグでも、僕は君が好きだ」という台詞にはちょっとウルっときてしまう。
この後、ゴジラ映画は9年間作られてないことから、最後に海へと去っていくシーンは感慨深いものがあった。また、平田昭彦がオリジナル『ゴジラ』での芹澤博士を演じ、今作では日本を破壊するという真逆のスタンスで真船博士を演じたのも興味深いところでした。
メカゴジラのリベンジ!そして人間側は悲劇のドラマ
シリーズ15作目。
前作で人気を博したメカゴジラが再登場。
しかも、タイトルからゴジラの名を退け、完全に主役の座。
新怪獣チタノザウルスと共に、ゴジラにリベンジ。
監督に本多猪四郎、音楽に伊福部昭が復帰、キャストにも平田昭彦や佐原健二が出演、怪獣から逃げる大群衆シーンや都市破壊があったりと、往年の作品を彷彿させる。
作品雰囲気はシリーズでも一、二を争うほど、重く暗い。
世間から見放された真船博士。実験中の娘・桂の事故死。桂は侵略宇宙人によってサイボーグとして生き返るもメカゴジラの道具として利用されただけ。侵略宇宙人につけ込まれ復讐を誓う真船博士の哀しみ。桂と一ノ瀬の悲恋など、悲劇のドラマだ。
その為か、観客動員数はシリーズワースト。
内容から当時の子供たちに受けなかったのが要因だろう。
かといって決して駄作ではなく、この当時のシリーズの中でも一番のシリアス作品として見応えは有り。
本多監督が最後に手掛けたゴジラ映画。
また、本作でシリーズは一旦終了、ゴジラは9年間眠りに入る。
そう思うと、ラスト、夕日の海に帰っていくゴジラの姿は非常に感慨深い。
9年後、シリーズは装いも新たに再開、ゴジラも再び恐ろしい存在として、人類の前に出現する。
(なお本作から、あの有名なドシラドシラ…の音楽が“ゴジラのテーマ”として使用された。ちょっとしたトリビア)
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