「俺のシマを荒らす奴は許さねえ!アンギラスついてこい!」地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 俺のシマを荒らす奴は許さねえ!アンギラスついてこい!

2025年11月25日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

新怪獣ガイガン登場!
キングギドラも再登場。ゴジラもアンギラスとタッグを組んで一大決戦!!
これだけで当時の子供たちは、興奮しました。

前作対ヘドラ戦で、流血の封印を解いた東宝怪獣映画は、本作でもガイガンのカッター攻撃で、ゴジラ流血!
折からの予算不足で、ゴジラ対キングギドラのシーンは「地球最大の決戦」のフィルムを流用。
さらに「怪獣総進撃」からはアンギラス対キングギドラのシーンを、しかも両者とも昼間のシーンを、薄暗くして夜のシーンとして使用してます。
逆算して、これらの流用ができるから、ギドラ、アンギラスの起用が決まったのかもしれません。

他にも、「サンダ対ガイラ」のメーサー殺獣光線車から森に逃げるガイラのシーンも使用しています。
(ちらっとガイラが見える)
当時残っていたメーサー殺獣光線車のミニチュアも使用していますが、この作品で燃やしてしまっています。
さらにこの後「対メガロ」でも、同じメーサー車の出撃、メーサー光線から逃げる怪獣のシーンを再度流用、ガイガンが戦闘機を鎌で叩き落すシーンも早速使ってます。)

そして、伊福部昭の音楽も、すべて他作品の流用です。
伊福部氏のこれまでの東宝特撮映画などの音楽を、再利用しています。(氏も、しぶしぶ了承)

他には、ウルトラセブンのアンヌ隊員を演じた、ひし美ゆり子が出演している点は要チェックです。
子供向けの単純さを意識した映画であると同時に、予算の無い中で製作された事情も見れる作品でした。
ただ、主題歌では正義とか言ってますが、実際の映画では、ゴジラの縄張りが荒らされたから撃退しただけで、特に人類の味方とかは明言していませんでした。

しかし、最後になりますが、本作は、何より漫画の「吹きだし」で会話する珍シーンで悪名高い。
小学生低学年を狙った演出なのか?
ちなみに、昭和の特撮ファンにとってのゴジラ・シリーズ、ダメシーンワーストは、
1.吹き出しでしゃべる(対ガイガン)
2.飛ぶ!(対ヘドラ)
3.シェー(怪獣大戦争)
4.怪獣語通訳(史上最大の決戦)
5.鼻をこすって加山雄三の真似(南海の大決闘)
次点.息子登場
ロボットなのに巨大化(対メガロ)
・・・といったところでしょうか。

ITOYA
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