怪獣大戦争のレビュー・感想・評価
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戦意高揚
ゴジラのシェー
0008 ゴジラ宇宙へ行く
1965年公開
オープニングは自衛隊マーチ転じて「怪獣大戦争」マーチ
東宝マークが被さっている最初の旋律は高揚感最高である。
X星人とやらがキングギドラが暴れて困る、対策に
ゴジラとラドンを貸してほしい、で、どこにおんねん?
まあゴジラが明神湖におるのはわからんでもないが
ラドンが鷲が岳に潜んでいるのは無理じゃね?ただこの
山を崩して引っ張り出すシーンは流石特撮!
X星に着いて無理くりキングギドラと闘わさせられる二匹。
宇宙空間でどうやってゴジラは息するの?
ラドンは空気のない中どうやって空飛ぶの?
結局キングギドラも手下だということがわかって
地球が地球が大ピンチ♪
しかし伊福部マーチにのってX星人に反撃だ!
「統制官殺人音波が~」「馬鹿我々がまけるはずがない}
地球人丸出しのリアクションで自滅するX星人。
最後はコントロールが外れた3匹が 戦い、本作も
キングギドラが逃げて行って終わる。
X星人が前面に出過ぎたため三大怪獣の脅威が幾分
薄められてしまったのは残念
それとシェーッと原田のフットワークは止めてくれ。
80点
「キングギドラ対ゴジラ」という作品が
児童書にのっていた。混乱する小学六年生。
チャンピオンまつりはリバイバルとしては最高の仕組み
だったが改名する必要はあったんかいな?
ゴジラシリーズ第6弾
特撮は素晴らしいが、宇宙人の造型は笑える。 外国人俳優が目新しい。...
東宝特撮は既にピークを超えてしまった感は拭えない
東宝特撮映画には3つの路線がある
一つは1954年のゴジラに始まる怪獣映画路線
二つ目は1954年の透明人間に始まる怪人映画路線
三つ目は1957年の地球防衛軍に始まるSF映画路線
本作はこの怪獣映画とSF映画の路線を統合したものといえる
もっというと無理に繋げれば、本作を含めて下記の四作品が一つの物語ではないだろうか?
その物語を時系列に並べると
地球防衛軍
三大怪獣 地球最大の決戦
怪獣大戦争
宇宙大戦争
ミステリアン、X星人、ナタール星人は実は同一勢力だったとみなすと繋がるわけだ
地球に前進基地を置き直接侵攻を意図したミステリアンの敗退を受け、X星人は地球の荒廃を覚悟の上でキングギドラを持って地球侵攻の先兵としたが地球の三大怪獣によってまたも敗退した
そこでその敗因であった三大怪獣の内、特にゴジラとラドンを味方に引き入れる策略で再度キングギドラを地球侵攻に差し向けるといのが本作だ
モスラを引き入れなかったのは、インファント島の小人双子姉妹のテレパシーの方が電磁波よりも優勢と判断して、遠隔操作に不安があったのだろう
本作によって地球侵略は三度敗退した
ラストシーンで地球側はX星への反攻を意図して調査と称する偵察を命じている
宇宙大戦争は、地球側の反攻に先んじたナタール星人の全面的な地球直接侵攻を描いている
このような大河物語だったのではないだろうか?
オタク心を震わせるではないか
小松崎茂によるレトロなロケット、円盤、Aサイクル光線車などもそのレトロさを楽しめるれば至福の映像だ
伊福部昭のタイトルバックの軽快なマーチは彼の名曲の中でも特に白眉の名曲中の名曲
X星人のコスチュームビジュアルは素晴らしいものでスタイリッシュで強い印象を与える
特撮は良く言えば円熟、悪く言えばマンネリ
過去作品の使い回し映像まで使っている
東宝特撮は既にピークを超えてしまった感は拭えない
ここからどの方向に東宝特撮は進んでいくのか?
そして本作の翌年1966年7月からテレビでウルトラマンが始まることになるのだ
なかなか面白いですよ
ゴジラとラドンを貸してほしい・・・
地球連合宇宙局。宇宙時23時59分・・・そんなのあるのか。木星の第13衛星X星。無事着陸したのもつかの間、富士が戻ると宇宙船P1号もグレンも地下のX星人本部に保護されていたのだ。怪物ゼロ=キングギドラ。怪物01=ゴジラ、怪物02=ラドンを貸してほしい。見返りはガンの特効薬!いったん地球に帰る二人。ゴジラは明神湖、ラドンは鷲ヶ沢にいるよなどとX星人は地球のことに何かと詳しい。
レディガードを発明した鳥居哲男(久保明)は契約を催促するため世界教育社に乗り込む。恋人ハルノの兄は宇宙パイロットの富士。教育社の波川女史(水野久美)がいない・・・。なんと波川とグレンが恋人だった。
明神湖に先回りしていたX星人は円盤でゴジラ、ラドンを運ぶと言う。なぜだか野次馬たちも「X星人だ」と叫ぶ(彼らのことを知ってたのね)。
ゴジラもラドンも厄介者だから、借りるんじゃなくて持ってけ~と言いたくなる展開。友好のために富士、グレン、桜井博士を使節団として連れて行かなくても・・・。水(酸化水素)が黄金よりも貴重なX星。ゴジラとラドンの岩石投げによってキングギドラを撃退。シェーポーズの連発するゴジラがとてもかわいい。
富士とグレンはX星人の基地内を勝手に探索。黄金がいっぱい、女性がみな波川。許してくれたし、がん特効薬のデータもくれたX星人。そしてゴジラ、ラドンはX星においてけぼり。めでたしめでたし。
となるところが、ガンの特効薬が入ったデータを持ち帰ってみると、地球はX星の植民地となるという統制官の録音が!世界各国で暴動が起きる。そんな最悪の状況下なのに、グレンは波川に地球人になって結婚しようとか呑気なことを言う。さらに、アメリカにキングギドラが現れた。キングギドラは元々X星人が電磁波でコントロールしたものだった。ゴジラ、ラドンも同じように電磁波でコントロールするとかどうとか。
ゴジラは町を破壊するときには放射能を吐くが、他の怪獣と戦うときには吐かない。キングギドラの怪音がレディガードの不協和音と似ているなど、ツッコミどころは満載ながらも途中の急展開には驚かされる。また、ゴジラが善玉寄りに扱われた最初の作品でもあり、子供に人気が出てきたのもこの頃。怪獣の貸し借りもこの作品からか・・・
もう充分
X星人のスタイル、コスチュームセンスが凄すぎる インパクトがありす...
X星人のスタイル、コスチュームセンスが凄すぎる
インパクトがありすぎる。
地球人に解らぬ様にX星人の言語まであって作っていてびっくり
タイトル程に怪獣の見せ場はないから、当時の子どもたちには少し大人なセンス(笑)を味わったんだろうと思う。
ただ物語上、ゴジラとラドンをかっさらって、地球侵略は良いけどゴジラを操れるならギドラも操れるって誰も思い付かないのが良い所。
X星人の交渉材料にガンの特効薬があったり、当時としては現実的提案な気もする。
まぁ外来種連れ出したらアカンとは思うし、環境が合わず、ゴジラとラドンがひっくり返ったら笑えないけど。
そこはご都合で適応しちゃう怪獣たち。
地球の重力の1/3とやらで軽々浮かび上がるゴジラがシェーポーズを取るなど流行りを取り入れる柔軟性に少々呆れる。
ゴジラ映画かと思いきや 日本のSF映画だね。 タイトルでバンバン怪...
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