「0005 尻尾が長くなって喜ぶゴジラ」モスラ対ゴジラ NWFchamp1973さんの映画レビュー(感想・評価)
0005 尻尾が長くなって喜ぶゴジラ
1964年公開
ゴジラシリーズで一番好き。
干拓地から現れるゴジラは最高の出現シーン
モスゴジフェイスも一番好き。
親モスラは1作目よりずっと生物感を醸し出し
幼虫も動きがさらに細かくなる。
干拓地の排水シーンはピーカンでありながら
特撮とは思えない。
操演もいよいよ神の領域に迫り
傷ついたモスラがハアハアするところも素晴らしい。
帯電ネット攻撃の緊張感も遊び無しのメーター全開で
壊してしまう藤田進長官、あかんやろ!
幼虫孵化シーンは卵の割れ方がめちゃくちゃリアルで
星由里子の叫び声は演技には見えない。
双子の幼虫がゴジラを追撃する場面も
さあ行くぞー感が強くワクワクする。
ゴジラの恐怖も伊福部編曲冴えに冴える。
話は意外とシンプルだが90分見事に持たしている。
90点
劇場での鑑賞は1980年3月19日 梅田劇場
併映は「ドラえもん のび太の恐竜」で
9つ歳の離れた弟を強引に連れていったものの
ドラマ部分ではドラえもんと怪獣シーンしか興味のない
ガキどもがペチャクチャがなり立てて
さっぱり聞こえない、とんでもない1日でありました。
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