劇場公開日 1964年4月29日

「0005 尻尾が長くなって喜ぶゴジラ」モスラ対ゴジラ NWFchamp1973さんの映画レビュー(感想・評価)

4.50005 尻尾が長くなって喜ぶゴジラ

2024年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、TV地上波

1964年公開
ゴジラシリーズで一番好き。
干拓地から現れるゴジラは最高の出現シーン
モスゴジフェイスも一番好き。
親モスラは1作目よりずっと生物感を醸し出し
幼虫も動きがさらに細かくなる。
干拓地の排水シーンはピーカンでありながら
特撮とは思えない。
操演もいよいよ神の領域に迫り
傷ついたモスラがハアハアするところも素晴らしい。
帯電ネット攻撃の緊張感も遊び無しのメーター全開で
壊してしまう藤田進長官、あかんやろ!
幼虫孵化シーンは卵の割れ方がめちゃくちゃリアルで
星由里子の叫び声は演技には見えない。
双子の幼虫がゴジラを追撃する場面も
さあ行くぞー感が強くワクワクする。
ゴジラの恐怖も伊福部編曲冴えに冴える。
話は意外とシンプルだが90分見事に持たしている。
90点

劇場での鑑賞は1980年3月19日 梅田劇場
併映は「ドラえもん のび太の恐竜」で
9つ歳の離れた弟を強引に連れていったものの
ドラマ部分ではドラえもんと怪獣シーンしか興味のない
ガキどもがペチャクチャがなり立てて
さっぱり聞こえない、とんでもない1日でありました。

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NWFchamp1973