極道黒社会 RAINY DOG

劇場公開日:

解説

台湾の黒社会を舞台に、日本人ヒットマンと台湾人少年の心の交流を通してハードな人間愛を描いたハード・ボイルド。侯孝賢監督作品を手掛けてきたプロデューサー・張華坤をはじめ、台湾の一流スタッフを迎え、オール台湾ロケで撮影されている。監督は「岸和田少年愚連隊 血煙り純情篇」の三池崇史。脚本は「泥棒貴族 ボディハンター」の井上誠吾。撮影を「カップルズ」の李以須が担当した。主演は「復讐 消えない傷痕」の哀川翔。

1997年製作/94分/日本
配給:大映
劇場公開日:1997年6月28日

ストーリー

日本を追われ、組織からも見捨てられた極道の優児は、雨の街・台北に暮らしていた。ある日、優児は昔関係した台湾人女性から「あなたの息子だ」と、チェンという少年を押し付けられる。チェンは追い払ってもただ黙って優児についてきた。優児は台湾マフィアのボス、ホウに雇われ殺し屋となっていたが、そんな姿を見てもチェンは優児のあとを追う。もう一人、日本から来た本阿弥もまた優児を追い、3年もの間、命を狙ってきたが未だに果たせないでいた。ホウから対立組織のクー・チーピンの暗殺を請け負った優児は、道向かいにある娼婦宿で標的の動向を窺う。雨の日は動くなという信条を守る優児は、雨続きの日々を娼婦リリーの部屋で過ごした。リリーもまた雨を嫌い、この街から逃げたがっている。雨があがり、優児はクー・チーピンを暗殺すると彼の金を奪い、リリーを街から逃がそうとしたが、すでにその時には、チーピンの弟クー・フォンが復讐のため優児を追って動き出していた。優児とリリー、そしてチェンの3人の逃避行が始まる。金を受け取ろうとホウに連絡を入れた時、優児はホウの裏切りを察した。3人はリリーの友人のサンデーを頼ったが、サンデーも賞金に目が眩みリリーを裏切る。雨が降り出し、3人にフォンたち追手の影が迫った。優児はふたりを先に逃がそうとしたが、逆にふたりが捕まり、リリーは殺されてしまう。優児に銃口が向けられたその時、チェンが初めてはっきりと声をあげた。その隙に優児はフォンたちを撃つが、チェンを抱きしめた優児は本阿弥に撃たれる。フォンは兄の遺品のライターによって命を救われていた。雨の中に、優児の遺体とチェンだけが残される。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0あれ?レオンって

2023年6月13日
iPhoneアプリから投稿

男の子もやってたんだ

俺はこの手の映画に対していっつも思う事がある
面白さは半減するんだけど
あの人はあの子はアイツは
生きていてほしかった。と

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ミスター

1.0えーっと・・・何の話?

2020年12月11日
Androidアプリから投稿

面白く無さすぎて見終わった後に何も感じませんでした。
なんか最初から最後まで中途半端な感じ。
しかし哀川翔さんは年を取らない。
昔も今も見た目がさほど変わらないという事に驚きます。
カッコいいです。

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チアゴまておチロ

3.0台湾が舞台の日本映画

2020年10月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(哀川翔)は台湾で殺し屋をやっている。
ボスの依頼で殺しに成功するが、ボスが裏切る。
主人公は押し付けられた多分、自分の子供と仲良くなった娼婦と逃げるのだが・・・。
面白いのだが、相変わらず肩が凝る。

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いやよセブン
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