ゴールドラッシュ

劇場公開日:

解説

70年代の原宿を舞台に、北海道から上京してきた一人の青年が自らの夢を築き上げていくまでの姿を描くサクセスストーリー。森永博志原作「原宿ゴールドラッシュ」の映画化で、脚本・監督は「さらば愛しのやくざ」の和泉聖治。共同脚本は坂田義和と「SO WHAT」の水谷俊之。撮影は「さらば愛しのやくざ」の東原三郎がそれぞれ担当。

1990年製作/95分/日本
配給:東映
劇場公開日:1990年12月22日

ストーリー

大のプレスリーファンである村木純一は、いつもジーパンにポロシャツというスタイルを頑に貫いている炭鉱夫。そんな彼が東京で一発当てようと上京してくる。さっそくその夜に冴えない銀行員の秀夫と出会った純一は彼を誘い、バイトをしながらその資金を稼ぐが、なかなか旨くいかず、結局両親から金を借り、原宿に「キングコング」というライヴハウスを開く。しかし当時あまり栄えてなかった原宿では客は集まらず、早苗という高校生が店に出入りするぐらいだった。そんな時、歌手を夢見る真美に一目惚れした純一は、彼女を店の専属歌手として起用し、それによって客の数も増えていく。そして早苗の協力もあって、真美はプロの歌手へと進んでいくのだった。そして真美が「キングコング」を離れて数年後、今や押しも押されぬ人気歌手に成長したものの、あまりの過酷なスケジュールに弱気になった真美は失踪し、純一を頼ってくるが、真美に歌手として輝き続けてほしいと願う純一は愛を隠し、そんな真美に厳しい態度をとるのだった。それからしばらくたって真美は復帰し、純一も第二の店「アイランド」をオープン。その店を真っ先に真美に見せようと思う純一だったが、その頃、真美は新しいアレンジャー・松宮と恋に落ちていた。店の成功とは裏腹に失恋してしまった純一は、暴走族とトラブルを起こしてしまい、店は営業停止を食らってしまう。そんな時、さらに追い打ちをかけるかのごとく母親の危篤の知らせが入ってくる。純一は田舎に戻り、残された秀夫と早苗はそんな純一を迎えに行く。そして、二人の友情に感謝する純一は店を二人に譲り、次の目標に向かってチャレンジしていくのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

4.5ロックンロール

2017年10月21日
スマートフォンから投稿

同じ時代に同じことをして、同じにBIGになった人間には栄光のテーマで現実、何時までも心は忘れたくない

コメントする (0件)
共感した! 0件)
shuji