劇場公開日 2025年2月28日

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊のレビュー・感想・評価

全108件中、61~80件目を表示

4.0今なら理解できた

2021年9月23日
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「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」

IMAX4Kリマスターで公開。

1995年公開時は劇場で見れてなくて、ビデオ出てから見たはず‥
当時、携帯もガラケーでネットも微妙な時代だったのでぜんぜんピンと来てなかったけれど、今見るといろいろ理解できるのにびっくり
光学迷彩なんてアメリカで研究してるのみたし

昔の印象だとアクション少なくて退屈していたんだけど、タチコマの原型のようなロボとのバトルあったの忘れてた、よかった
雨に濡れたアジア的未来都市はブレードランナーとは別物して幻想的だった。

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サート

4.5毎回、見る事に気になる台詞が変わる

2021年9月23日
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ゆうすい

4.0時代が経つ程見どころが増える名作

2021年9月23日
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IMAXで鑑賞。自分の中では最初から評価が高かったというより、幾度もの鑑賞を通してじわじわと評価が上がっていった作品。というか、90年代に初見でこの作品の全貌が掴めた人ってどれぐらいいるんだろうか?その頃は「ただかっこつけて、衒学的に台詞を適当に並べ立てているだけなんじゃね?」と思ってたが、今見ると、ま、そういう所も若干あるが、時代がこの映画に少し追いついたおかげで、話がわからないような所はあまりない。こんな哲学的な内容で商業作品として成立させてたのも、その当時見に来てたアニメファンのSF偏差値の高さも凄い。パトレイバーにしても、この頃の押井監督、時代の先、行き過ぎ、読め過ぎである。アニメーションの素晴らしさは言うまでもなく、IMAXだとAKIRAの時同様、音楽、音響の立体感も存分に楽しめる。また、今回の新たな気づきとしては、今まで地味だと思っていたこの映画独特の淡い色彩設計も、時代を経てアナログの着色ならではの繊細で、非常に魅力的な色彩だと感じられた。

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moviebuff

4.0我思う、故に我あり

2021年9月22日
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マスゾー

4.5当然、というか義務(ほぼ)でIMAX鑑賞

2021年9月21日
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楽しい

知的

幸せ

なんとなくバルト9上映でないのが残念でしたが、平日にもお構いなくゴジラのTOHOで観ました。

シアター内は、私のような1995年以降メガテクボディ社で電脳・義体化したハードコアなGITSサイボーグや押井教の信者さん、アニメ賢人でほどよく埋まっていました。同じアニメ映画でも、鬼滅やコナンやドラえもんとは明らかに違った玄人たちの雰囲気、ちょっと引きますが同時に心地よい…。

内容は、すでに自分の歳と同じくらいの回数を観ているので特に驚きはありませんが、自由に監督させると難解な間(ま)と偏った思い入れシーンばかりで意味不な映画になってしまう押井監督(信者さんゴメン)が、まだ若い1995年に多種・極度の制約の下それでも自らの主張や芸術性を入れ込んで作った本作は、やはり“日本SF映画・Japanimationの金字塔”といえる傑作です。
なお自分にとって攻殻=Priceless(但しarise=黒歴史は除く)なので、劇場物は基本的に全ておさえる必要があります。特に最近は、Netflixの新作が神山版にもかかわらず不安だらけなので、精神の保養のため次の4K版も観ることになるでしょう。

ただ冷静に一言いうと、過去にNASAの宇宙ドキュメンタリーや「1917」をIMAXで観た時のような圧倒的な広大さ・没入感は、この「GHOST IN THE SHELL:|| IMAX」では得られませんでした。あぁ画面がおっきいなー、くらい。
無理とは分かってますが、SAC世界観の続編や外伝新作を観たいものです。

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keebirdz

4.0IMAXで鑑賞

2021年9月20日
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一応IMAXで鑑賞
さすがに年月を感じる映像表現と音響
リマスターもここら辺りが限界かな
客はオッサンが多いかと思ったが、けっこう大学生っぽい若い人が多かった

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vn0nv

5.0元祖Three Point Landing

2021年9月20日
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鑑賞方法:映画館

 攻殻機動隊のIMAX版のニュースを聞いてから鑑賞できる日を心待ちにしていたが、IMAX Enhancedであることにまず驚いた。巨大スクリーンに目一杯に広がる画角でまず気が付いたことは、背景のリアルさ。看板、ポスターのフォント、文面に至るまで緻密に作り込んである。自分自身が、中華難民街に迷い込んだ感覚に陥る。セル版ディスクを持っていて何度も見ているが、ここまで感じた事はない。

 それと音響。体に振動を感じながら見る戦闘シーンは、迫力が全然違う。傀儡謡が始まると、全身があの独特の歌声と和楽器の音に包まれて、鳥肌が立つ。

 四半世紀前に攻殻機動隊が予見していた近未来の世界が、本質的な部分において当たっていることに改めて驚いてしまう。「ネットは広大だわ」という素子のセリフは、今となっては解説なしで多くの人が理解できる。

 記憶なくして人間足り得るのか、AIに記憶や自我があればゴーストは宿るのか。見る度に深く考えさせられる。A Iが創造主である人間を超えた時に答えが出るのかもしれない。

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bion

4.0電脳世界にアイデンティティはあるか?

2021年9月19日
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四半世紀以上前に、押井監督がこれだけ独自の世界観を構築しているのに、改めてビックリしました。人間と機械のボーダーがあいまいになり、アイデンティティすらも危うい世界のお話しは、非常に難解かつ内省的です。主人公が、自分の記憶の真偽すら分からないと呟くのはショッキングで、ある意味突き放したような幕切れも呆然とするばかりです。ストーリー自体の背景や情報が少ないので、さらに分かりにくくなります。とは言え、その難解さや情報の少なさゆえに、観客が色々解釈できると言う魅力があるのも事実。だからこそ、世界中に多くのファンがいて語り継がれているんですね。

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シネマディクト

5.0【今再び大きな意味を持つ、”自分はいったい何者か”という問い】

2021年9月19日
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前に、何かのレビューで、哲学的な問いかけのあるような、頭を揺さぶられるSF小説が読みたいみたいに書いたことがあったけれども、今回、「GHOST IN THE SHELL」の4Kリマスターの上映で、この原作はそうだったと思い出した。

今見直しても、この作品は、古さなど微塵も感じない。極端な話、リマスターしなくても大丈夫のようにさえ思う。

いや、逆に、AIに対する研究が進み、技術革新し、理解が深まるにつれて、この映画の問いかけ...生命とは何か、人間とは何か、自分とはいったい何者かということの意味は、更に重要さを増しているように感じるし、”人形使い”が話す、「子孫を残して死を得る」とか「個性と多様性」、少佐が問いただす「多様性の揺らぎ」とは、代を重ねることによって、そこから得られる”進化”をも表しているのではないかと自問自答を繰り返したくなる。

少佐が話す、この作品の有名なセリフ、新約聖書のコリント人への手紙13章の第11と12も、観る者に、その意味の理解を要求する。

「童の時は語る時も童の如く、想うことも童の如く、論ずることも童の如くなりしが、為人(ひととなり)ては、童のことを捨てたり」「今我ら、鏡もて観る如く、見るところ朧なり」

実は、これには更に続きがある。

「然れど、かの時には顔を対せて相見ん。今我が知るところ全からず、然れど、かの時には我が知られたる如く全く知るべし」

僕は、これを省くことに重要な意味があったのではないかと考えている。

人は、子孫を残して自らは死んでいく、実は、その中に多様性や個性があり、そこから生じる多様性の揺らぎは、すなわち進化をも意味していて、”常に”完全なものなどないのだと。

つまり、いつまで経っても、僕たちは全てを知ることなどないのだと。

だが、しかし、今、僕たち自身は、悠久の時を経て今ここに存在しているのであり、(頭で理解しているかは別にして)それは僕たち自身に蓄積されて、変化も含めて残っていることに他ならないのだ。

それが僕たち自身なのだと。

新約聖書に書かれた言葉だが、この思考のスパイラル感は、考えようによっては仏教哲学のようで、”無常”とか、”色即是空 空即是色”に通じるものがあるようにも思える。

少佐がもう一つ興味深い言葉を残している。

「恐れ、不安、孤独、闇、そしてもしかしたら、希望。海面に浮かび上がる時、もしかしたら違う自分になれるんじゃないか。人間が人間であるための部品が決して少なくないように、自分が自分であるためには驚くほど多くのものが必要なのだ。他人を隔てるための顔、それと意識しない声、目覚めた時に見つめる手、幼かった頃の記憶、未来の予感」

そう、僕たちは僕たちでしかないのだ。

最期に新しい身体を得た少佐の言う言葉「ネットは広大」。

1995年当時の、この作品の斬新さや、それを背景にした哲学的な問いかけは、色褪せず、今更に意味を増している気がしてならないと考えるのは、僕だけではないと思う。

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ワンコ

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2021年9月19日
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楽しい

知的

難しい

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パナソニック

5.0もはやS.FではなくS

2021年9月19日
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mu

4.0贅沢なSF体験の85分だった。

2021年9月18日
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興奮

知的

難しい

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しんかいぎょ

3.5やっぱ難解だけど見応えあり!

2021年9月18日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

以前レンタルで観て以来の2回目。

久しぶり過ぎて内容うっすらとしか覚えてないからやはり難解だったけど、でもIMAXの巨大スクリーン、高音質サウンドで観るのは格別!

見終えてから帰りの電車内でwikiのあらすじ読み「そうだよね!?」と答え合わせするかのように映像を思い浮かべるのはダサい?新しい?(🙋‍♂ダサい!😅)

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死亡遊戯

4.5士郎政宗作品、数少ない映像化成功例

2021年9月14日
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興奮

知的

幸せ

機動警察パトレイバーで長い雌伏を終え、ようやく日の目を見た押井守監督の代表作。
カルト的人気のSFマンガ家・士郎政宗ファンが見たかった、細かなSFギミック、銃器考証や戦術の正確さ、ふんだんにデジタルを用いて作画した光学迷彩、そしてヒトの魂が変容する電脳世界を、やっと映像化できたのがこの攻殻機動隊です。
残念ながら一部重要なアイテムが出てきません。
ですがそちらはテレビアニメ版で登場していますのでご安心を。
そう、誰もが欲しがる兵器兼ペット、自律思考式戦車のフチコマ(タチコマ)です。

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かせさん

3.5ここから入るのか、周辺から入るのか

2021年8月20日
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95年とは思えない格好良さ。既視感があるが、それがここから生まれるものであり、ここから入りたかったという率直な想い。

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WALLE

2.0当時、難解なテーマで消化不良でした

2021年4月16日
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「ブレードランナー」や「AKIRA」などの世界観を踏襲し、より推し進めた形で未来を描いたアニメ。

劇場版の「パトレイバー」に感動し、期待して観たのですが、肝心のストーリーが難解で、私にはまったく響きませんでした。
今やスマホやウェアラブル端末で実現した技術を、予言したかのような作品。

多くの海外のクリエイターに影響を与えた作品のようですが、好きではありません。

2016.5.25

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うそつきカモメ

3.0終盤のモタつきが悔やまれる

2020年12月27日
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丸腰落下から義体再生迄は映画史に残るタイトルバック。

だから広げた風呂敷を畳めない終盤のモタつきが悔やまれる。

終盤こそ尻上がりにシャープな大傑作エクスマキナ誕生には本作から四半世紀を要する。

また観るが。

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きねまっきい

4.0一人の人間として生きるとき、その時感じる世間の冷たさや静けさ

2020年8月11日
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本作は予告編や、前情報のみを頭に入れ作品をイメージすると
ハイレグ女性刑事がサイバーパンクの世界をベースに
ハイテク技術を使い、ドンパチやっていることがメインのアニメーションという印象を受けるかと思います。

しかしながら実際鑑賞してみると、その世界は
とても冷たく、静かな世界観でストーリーは進みます。

それは、サイバーパンクの世界観を用いた刑事物というよりは
サイボーグ化され、ネットワークで情報を共有できても
アイデンティティは各個人が持ち、他者とは簡単に意識は分かち合えない、
人間は個別であるということを再認識させるような、
哲学的な内容を感じさせてくれる作品です。

もちろん、マトリックス等のハリウッドアクションに影響を与えている
アクションシーンもとても良いのですが、
私としてはこの映画が持つ、とても冷たい、とても静かな世界観から感じられる
『人間関係とは何か』、みたいなところが好きです。

このような視点で見ていただくと、より一層楽しめるのではないかなと思います。

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saku_tune

4.0素晴らしい作品だとは思うけど・・・

2020年6月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

脳の電脳化、身体のサイボーク化が当たり前になった未来。「人形使い」と呼ばれる凄腕ハッカーを、刑事である主人公が追う物語。

押井守の名前を世に知らしめた作品です。
映像の精緻さ、パトレーバーから引き続きの小倉氏が描いた街並み。そして「サイボーク化された人間」という設定と「アニメ」という表現方法により、魅力が最大化されたアクション。流石の一言です。
ただ、この映画は草薙元子の自我を求めるお話なのでしょう。「電脳化された知能」に対する不信。自我に対する不安。それに悩み、解消しようとした草薙の物語です。
それはそれで素晴らしいテーマですが、上映時間80分では表現仕切れないもののように感じました。
TVのように12話をかけてじっくりとストーリーを作らないと、この映画の結末は唐突感を感じざるを得ません。

押井監督は大好きな監督さんですが、「毒気が強すぎて制御し難い監督」と言う印象が強くあります。そしてこの作品は、以前の作品と比較して、押井色がストレートに押し出された作品のように感じます。
個人的な好みの話で恐縮ですが、私には「あたる達友引高校の面々」や「遊馬達第二小隊の面々」が程よく毒気を中和した、ビューティフルドリーマーやパトレーバーの方が、より良い作品だと感じています。

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よし

4.0初日初回 東銀座東劇にて

2020年6月10日
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鑑賞方法:映画館

原作既読。当時買ったパンフレットやテレフォンカード(!)をまだ持ってます。
押井守氏が映画化するということで期待半分で正直不安も半分でしたが、コメディ要素をほぼ廃したゴリゴリハード路線エロスなしで、原作のエピソードを改変しつつ再構成したストイックで硬派な仕上がりは、原作とは違うアプローチながらも別の高みに到達していたように思います。
不満があるとすればフチコマの不在ですが、そうすると後年のテレビアニメ版くらいのボリュームがないと消化不良になったような気もするので致し方ないところでしょうか。
ボイスキャストは個人的にはこれ以外あり得ません(特に田中、大塚、山寺の御三方)。

公開当時は海外でここまで人気が出るとは思いませんでしたが、今はアニメーション映画のマスターピースという認識です。

そして田中敦子氏の訃報に大ショック。少佐…。ネットは広大ですか…。

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なお
PR U-NEXTで本編を観る