公園通りの猫たち
劇場公開日:1989年12月23日
解説
渋谷公園通りで自由に生きる野良猫たちとミュージカルスターを夢見る女の子たちとの交流を描く。原作・脚本は「蕾の眺め」の早坂暁が執筆、監督は「本場 ぢょしこうマニュアル 初恋微熱篇」の中田新一、撮影は奥村正祐、米原良次、藤石修の3人が共同でそれぞれ担当。
1989年製作/105分/日本
配給:東映
劇場公開日:1989年12月23日
ストーリー
カルーはミュージカルスターを夢見る女の子で、同じ夢を持つ仲間リエ、マユミ、ユミと共にバイトをしながら歌と踊りのレッスンに励んでいた。ある日、演出家の関は公園通りでたくましく生きている野良猫たちをミュージカルに、しようと提案。猫の好きなカルーたちは大喜びでレッスンに挑んだ。そんな時、千代という女の子が、歌と踊りがしたくて北海道から家出してくる。そして、ミュージカルのキャスティングが決まった。カルーはダンサー、ユミはカルメン、マユミはグリドン、千代は巡査、この役は実際に公園通りに住んでいる野良猫たちなのだ。「さあ、初日までもうすぐ!」というカルーたちの気持ちをよそに、犬猫捕獲車が猫狩りを始め、カルメンや子猫たちが捕まってしまった。必死に彼らを追いスキを見て仲間を救出した、ダンサーや巡査たちが街に戻ってみると待望のカルーたちのミュージカルの初日だった。そして、彼女らは力一杯、歌い踊るのだった。
スタッフ・キャスト
受賞歴
第14回 日本アカデミー賞(1991年)
受賞
助演男優賞 | 石橋蓮司 |
---|