劇場公開日 1986年10月10日

化身(1986)のレビュー・感想・評価

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3.5鯖の味噌煮

2023年11月6日
iPhoneアプリから投稿

それが大人の男の嗜みなのか、ホテルの夜景で釣り上げるダンディズム。しかし手の上で遊ばせている方が振り回されていく展開。そこまで没落している訳ではないが心はズタボロ。性欲を踏まえているのは、こういう展開には相性が良いし、黒木瞳の細い背中は説得力もある。 スター誕生において男女の設定を逆にしたら、話にならないと思ったが、この話であれば男女逆設定もありかなと思う。男尊の割にはバランスは取れている構成だと思う。役者陣はいずれも好演。黒木瞳よりびっくりしたのは阿木燿子。なんと幅の広いことか。

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Kj

5.0渡辺淳一が描く、男と女のラブゲーム

2021年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

渡辺淳一原作、女優黒木瞳が若くて新鮮な感じでした。

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ピエロの涙

2.0カットしないで~

2019年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

萌える

 2人は順調に付き合ってたように思えた。心配なのは歳の差だけ・・・やがて秋葉に独占欲が働き、霧子に店を辞めさせ、小さなブティックを持たせた。それだけでも凄い金額。親の代から裕福であった大学教授。それでも要求は止まらず、家の登記書まで持ち出してしまう。そして、霧子が希望するアメリカ旅行のため彼の甥である達彦に世話するように頼んだ。帰国してからは雰囲気が変わってしまった霧子。そして秋葉に別れ話を切り出してしまう。締切の過ぎた原稿にも手がつかず、霧子を詮索する秋葉。そして新しい相手は誰なんだとハイヤーで追いかけると、そこは田部のマンションだった・・・レズ?  ストーリーとしては若い女に恋する中年男の悲哀。友人の能村(梅宮辰夫)もエロ親父のくせして、まともな忠告をする。理解ある別れた妻(三田佳子)もいい演技だ。  とにかくTV放映されると黒木瞳の濡れ場シーン目的でついつい何度も見てしまう魔力が隠されている。最もエロいシーンは放送局の判断によりカットされてることがある・・・

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kossy

2.0男の夢…

2018年6月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

若い女の子を自分の好みにしたてあげる…男の夢ですなあ。そしてエロス!黒木瞳、思い切ったなあ。

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のえみ

3.0愛を欲する男の虚しい姿

2013年2月16日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

萌える

文芸評論家の秋葉は若いホステス・霧子に夢中になり、彼女を自分好みの女に変えさせようとする…。 渡辺淳一の小説を映画化した1986年の作品。 何と言っても見所は、ヒロインの霧子を演じ、本作で映画デビューとなった当時26歳の黒木瞳。 初々しさが非常に可愛らしい。 大胆なヌードや濡れ場にも挑戦し、脱ぎっぷりに天晴れ。 白い肌も華奢な体も小さめの胸もエロスをそそる。 藤竜也も中年男の魅力をダンディに哀愁たっぷりに体現する。 若く魅力的な女を我が物にする。男の願望だろう。 言う事を何でも聞くのであれば、買い与えた服や帽子や靴や車やマンションも安いものだ。 手中に収まっている頃は可愛かった。 しかし、ウブだった若い娘はレディに美しく成長し、自立し始める。 それを知った男は彼女が自分から離れるのを許さない。 霧子は貢がせる為に秋葉の女になっていた訳ではない。霧子も霧子の前に関係を持っていた愛人も純粋に秋葉を愛していた。 だが、女はいつまでも男の物ではない。 彼女たちを愛した秋葉だったが、本当はただ女たちから愛されたいだけだったのかもしれない。 虚しく愛を欲する男の姿が身につまされる。

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近大