クレージーだよ 奇想天外

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解説

「じゃじゃ馬ならし」の田波靖男がシナリオを執筆、「狸の王様」の坪島孝が監督したS・F喜劇。撮影は「100発100中」の宇野晋作。

1966年製作/90分/日本
配給:東宝

ストーリー

遊園地の片隅で毎日綿菓子を売る男、実はこの男はα星人M7であった。α星人が何故日本にいるかというと、それは--α星はこのところ地球の原水爆実験やロケット打上げの影響で被害甚大、そこでα星長官がM7と監視役零八を地球に派遣したのだった。それでM7は日本人鈴木太郎にのりうつって日本にやってきたというわけである。太郎は大聖化学の新入社員だったから、彼の身体にのりうったM7は鈴木太郎の生活を送ることになった。ところでα星には女は存在しない。星人は機械から生れるのであった。女を知らないはM7は大聖コンツェルン会長秘書城山和子と鈴木太郎の恋人のお色気に目をパチクリ。さてM7と零八はα星長官から超能力を与えられていた。M7はそれを用いて、パチンコの玉を出し放題、意地悪な先輩社員を投げとばしたり等々、超能力濫用気味。ある日、大聖化学製の大砲の弾を花火に変えてしまった。その弾丸は自衛隊やベトナム戦用のものだったから大間題になった。M7はクビになった。その上零八から超能力を差し止められてしまった。一方、大聖化学の社長磯村は会長の後押しで代議士に立候補したのだが選挙運動中倒れてしまった。そこで代役に立ったM7は見事当選し、いちやく国会議員。ところがまたまた、会長の策した平和法案が原水爆実験再開を認めるものだと反対演説をぶってしまった。怒った会長はM7に殺し屋をさし向けた。超能力を差し止らめれたM7は弱い。殺し屋にさんざん追いかけられた挙句、鈴木太郎の身体からぬけ出てα星に逃げ帰ってしまった。そして、ほとぼりがさめた頃、地球に戻ってきた。城山和子を好きになっていたのだ。だが和子は本物の鈴本太郎と結婚していた。失意のM7はいつか食べた綿アメの味を思い出し、綿菓子屋を開くのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

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