「老人が若人達が踊る姿を見て、画面が横軸上で歪む」くたばれ愚連隊 Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
老人が若人達が踊る姿を見て、画面が横軸上で歪む
鈴木清順監督初のカラー映画で、和田浩治主演。
最初の方、事故から始まり孤児の和田が実は淡路島の領主の跡取りであったとのお話は、テンポ良く、コミカルでもあり楽しかった。淡路島へ行ってからも、和田が新しい世代感示すとともに元気一杯の啖呵とアクションで爽快感が有る。
領主祖母が和田ら若人が踊る姿を見て、画面が横軸上で歪むのには驚かれたが、監督が遊んでいる様でもあり、楽しく感じられた。ファンキータッチとか言う部屋の飾り立てやキャバレー内描写、そしてホテルの火事もカラーが生きている。
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