「これはミュージカル映画だったのか!」銀座カンカン娘 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
これはミュージカル映画だったのか!
眼鏡をかけた高峰秀子。オーバーオールにベレー帽といった出で立ちで、絵を描いてる姿がかわいらしい。笠置シヅ子は着るものもろくに持ってなくて下着姿だったりする。落語家は5代目古今亭志ん生、その妻は浦部粂子だ。その甥である武助(灰田)も会社のリストラに遭い、彼女たちの音楽活動に参加するのだ。
タイトル曲の銀座カンカン娘も歌う人により歌詞を変え、ジャズ風、ハワイアン風とアレンジもバラエティに富んでいて、なかなか面白い。最後には秋と武助が結婚するのだが、志ん生が落語で締めくくるという珍しいスタイルもよい。
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