木村家の人びと

劇場公開日:

解説

財テクに明け暮れるある家族の生活を描く。脚本は「山田村ワルツ」の一色伸幸が執筆。監督は「愛しのハーフ・ムーン」の滝田洋二郎、撮影は「四月怪談」の志賀葉一がそれぞれ担当。

1988年製作/113分/日本
配給:ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画
劇場公開日:1988年5月14日

ストーリー

木村家の家族は財テクというより、小銭集めに忙しい毎日を送っていた。仕出し弁当づくり、老人を使っての新聞配達、妻・典子の色っぽいモーニングコール・サービスなど。夫の肇はサラリーマンでありながら、こういった副業に異常な執念を燃やしていた。照美と太郎もまたちゃっかりしていて、伯父さんから肩たたきを頼まれると必ず後から請求書を出すのだった。しかし、太郎だけはこのような金儲けに後ろめたさを感じており、伯父からもらった聖書を読むうちその思いを強くしていった。典子の実兄・雨宮夫妻は太郎を引き取ろうとするが、肇に追い返された。しかし、木村夫妻も子供は可愛い。思い切って小銭稼ぎをやめることにした。それでも隣の高倉家が自分たちに代わって商売を始めたとなると、木村家も黙ってはいられなくなった。老人会も巻き込んで木村家と高倉家の激しい商売合戦が始まった。一時金儲けをやめていたので、客をすっかり高倉家に取られていたが、太郎の吹くハーモニカでまた木村家に客が戻ってきた。

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映画レビュー

0.5全てお金の時代だったけ。チェルノブイリ事故後、昭和最後のギャグ。 ...

2024年6月21日
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鑑賞方法:VOD
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When I am 75♥️

鹿賀がいい

2023年12月31日
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プライア

2.5ドラマとしては

2019年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

守銭奴一家の金もうけ方法はすさまじい。 両親と姉は生き甲斐のように頑張るが、弟の僕は付いていけない。 コメディとして面白く始まるが、その後の行動がよくわからない。

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いやよセブン

3.0副業に燃える!

2019年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 老人を使って新聞配達てのが凄い発想だ。中間マージンだけの搾取なんてのはちょっと問題ありだと思ったが、老人たちのボケ防止に貢献してるところが興味あるところ。木村家に典子の兄夫婦・雨宮(柄本明、木内みどり)が家の改築の期間中に母親を預かってほしいと言ってきた。身内なのに宿泊代や経費などをいきなり請求される不条理もあり、守銭奴と化した家族に呆れてしまう。やがて純粋な心を持った長男・太郎(伊崎充則)と文通するようになり、養子にしたいと申し出る雨宮。老母のボケも大量のそば屋の出前の一件もあり、副業をいっさい辞めてしまった・・・  浪費時代とも言えるバブル時期に作られているので、せこせこと小銭を稼ぐ木村家の姿が異常にも思える。借金があるわけでもなく、何かに打ち込むというか、趣味のようなもの?なぜか守銭奴といえども微笑ましく思えるのだ。

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kossy

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