劇場公開日 1986年8月2日

「日本映画の青春期の空気」キネマの天地 こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0日本映画の青春期の空気

2023年7月29日
PCから投稿

楽しい

単純

幸せ

映画がトーキーに移り変わる頃。
その頃は撮影も俳優も
これ間のやり方が通用しなくて
笠置衆もなまりを直すの大変だったと
特典で話しています。

さて、この映画はそのころの
女優のサクセスストーリー。
キャストがみんな、いちいち
昭和の頃の役にはまっていて
しっくりきます。

ストーリーは驚くような展開もあまりないですね。
誠実で純粋で、心優しい人々が
あたたかい世界を繰り広げています。
さわやかでいいおはなしです。
素直に映画の青春期の空気を楽しく感じることができます。

こまめぞう