機動戦士ガンダム 逆襲のシャアのレビュー・感想・評価
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おとなアムロにピクリともせず
もともと『Zガンダム』が気に入らず、それ以降の物語りにどうしてもはいり込めない自分がいる。それにしても、戦場で恋愛にうつつを抜かす行為にはあきれる外ない。それは、ララアとの共鳴とは別次元の、肉体同士の求愛行動であって、決してニュータイプ同士解り合えるみたいなことじゃないのである。
『ガンダム』には、キャラクターがいて、カッコいいモビルスーツがあって、ドラマが良くできていた。この映画には、一つも残ってない。
まだファーストガンダムテイストは残っている
アクシズとかいう要塞みたいのを核として地球に落として🌏人類を懲らしめようとするシャアというストーリーは良くわからんが やっぱガンダムは独特のセリフ回しとモビルスーツの戦闘シーンが売りだと思うのでそこはテイストを維持している また戦闘シーンもスピード感がアップしている ラストの方に出てきたシャアの赤いモビルスーツはカッコ良くてガンダムとのバトルシーンも良かった
やっぱシャアは赤じゃないとね
みんな死んでしまって悲しくてつらい
30年前に何度もテレビで見たものを映画館で初視聴。映画館で見ると撃沈される艦艇や破壊されるモビルスーツの様子がよく見えて、やっぱり劇場公開用に作画されてるんだなあ、と納得。
さて内容は富野アニメの常道として説明のセリフがふんだんに入っていますが、やはりファーストガンダムからZ、ZZと観ていない方には背景がいまいちよく分からないんじゃないかと思います。それはさておき、敵味方に可愛げのあるキャラクターが配置され、それらほとんどすべてが死んでいくという、これまた富野アニメのお約束ですが、戦争を描く以上これは仕方ないことかもしれません。こんなにいい人たちがみんな死んじゃったら戦争はやっぱり駄目だと思えます。この辺りは少年ジャンプの漫画では描けない部分ですね(いいキャラみんな生き返っちゃうから)。
音楽もカッコいいし、息もつかせぬ戦闘シーンの連続で2時間たっぷり童心に帰り楽しめました。
村松康雄さんを偲んで
村松康雄さん
2024年4月11日老衰のため横浜市内の病院にて91歳で他界
小さな仕事ばかりでもコツコツコツコツ積み重ねていけば好きな道で食っていけるんだな
とても地味だけど幸せな人生だった思うよ
しかも老衰
大往生だよ
監督と脚本は『機動戦士ガンダムF91』の富野由悠季
TVアニメの再編集ではなく初の完全オリジナル劇場版ガンダム
ファーストガンダムの時代から14年後の宇宙世紀0093
ΖのあとまたはZZのあととテレビアニメ版と再編集した劇場版とでは設定が少々異なるのでややこしい
宇宙移民を支配する地球連邦軍に反抗しシャア・アズナブル大佐はネオ・ジオンを結成
核を搭載した巨大落下物をによって地球人を滅ぼそうと目論むシャア
それを阻止しようと躍起なる連邦軍側のアムロ・レイ大尉
シャアがザビ家の長男みたいになってる
立場が人を変えるのか
年月が人を変えるのか
こんなのはシャアじゃない
変なヘルメットつけてないし
池田秀一の声のおかげで本人確認できるのだが
あの当時は若さゆえの過ちかもしれないがこの時代は30代半ばのおじさんになっている
なんだかんだ理屈を捏ねているけど結局のところララァの仇を討つためアムロと決着をつけたいだけじゃん
クェス・パラヤにも若さだけでは片付けられないイタさがある
画像が逆さまになったりブレたりする演出
悪くない
ラストシーンが特にわかりにくい
知恵袋の解釈にしたって本人の弁じゃないから全くあてにならない
仮に本人の弁にしたってその場その場のでまかせもあるから簡単には信用できないが
理路整然としたうますぎる話はかえって紛い物
大抵の人間は理屈じゃなくて感情で動く
クェスほど極端な人はなかなかいないけど
エンディングテーマはTM NETWORK
富野由悠季という人物の思想を熟知しないことには的確は評価は困難
とりあえず星3
配役
地球連邦軍大尉のアムロ・レイに古谷徹
ネオ・ジオンの総帥のシャア・アズナブルに池田秀一
地球連邦軍独立部隊「ロンドベル」の旗艦ラー・カイラムの艦長で大佐のブライト・ノアに鈴置洋孝
ネオジオンのニュータイプ研究所所長兼戦術士官のナナイ・ミゲルに榊原良子
ブライトやアムロらとともにジオン軍と戦った地球連邦軍の元軍人で既に退役しているミライ・ヤシマに白石冬美
アデナウアー・パラヤの娘で自己中な13歳の川村万梨阿にクェス・パラヤ
νガンダムの開発を主導した地球連邦軍の技術士官で准尉のチェーン・アギに弥生みつき
ブライト・ノアとミライ・ヤシマの息子でクェスの友人のハサウェイ・ノアに佐々木望
ネオ・ジオンのニュータイプ研究所出身の強化人間のギュネイ・ガスに山寺宏一
ネオ・ジオンのモビルスーツ隊隊長で少尉のレズン・シュナイダーに伊倉一恵
ロンド・ベル所属のパイロットで少尉のケーラ・スゥに安達忍
ジオン軍に所属し一年戦争で戦死したララァ・スンに潘恵子
地球連邦政府参謀次官のアデナウアー・パラヤに嶋俊介
会計監査局の職員でミライ・ヤシマの元婚約者のカムラン・ブルームに村山明
ブライト・ノアとミライ・ヤシマの娘でハサウェイの妹のチェーミン・ノアに荘真由美
軍需複合企業アナハイム・エレクトロニクスの技術者でνガンダムの開発責任者のオクトバー・サランに牛山茂
ロンドベル隊のチーフメカニック担当のアストナージ・メドッサに拡森信吾
ジオン独立同盟党首のカイザス・M・バイヤーに村松康雄
カイザスと共に参謀役としてシャアを支える文官のホルスト・ハーネスに池田勝
あの頃の厨二崩れだった自分へ
主題歌も相まって凄い綺麗な記憶に留めていた今作を改めて鑑賞。吐き気がして観るのをやめるとこだった。「クエス・チェーン・ハサウェイ・ギュネイ、そしてシャア」こいつらがもう、ね。でもやっぱりνガンダムは好き。一番好き。ギラ・ドーガも。ライトセーバーじゃないビームサーベルも良い(本来はこうしたかったらしいですね)。アイツラのクソ自己満さえ抑え目だったならば…。
アムロとの因縁
正直、ジオン再建とか地球への粛正とかはいまいちピンとこなかったが、ファースト・ガンダムからの登場人物達のその後が描かれていることでシリーズのストーリー性を感じれたことが一番面白かった。
あのシャアも最後には涙を流してララァへの思いをかたるんだなあ。
ファースト・ガンダムの功労者ノア夫妻のその後は相変わらず苦労が絶えないが、そこから最新作「閃光のハサウェイ」へどう繋がるかが楽しみ。
あと、これはデリケートな問題だが、何とかしてセイラさんの登場も実現して欲しかった。
富野が撮るべき題材はまだあるか?
初見。
富野はイデオンでもう撮るものが無くなったと当時思ったが、それが正しかったらしいと今更改めて確認出来た。
映画として物語の落とし前を付ける気が無いようなのは、いくら富野だって駄目だろう。
非支持。
アムロとシャアの最後の戦い。 変わらないシャアと大人になったアムロ...
アムロとシャアの最後の戦い。
変わらないシャアと大人になったアムロが対照的。やっぱり赤い彗星と呼ばれていた頃がカッコいいけど、ララァへの気持ち、その純粋さもシャア。そういう人間を感じられるところもガンダムなんだと。
これでおしまいか?
機動戦士ガンダム、オリジンと来ていよいよ今作
逆襲のシャア。
シャアの人となりは分かったつもりでいたけど、
何があったのだ?と
結局ZガンダムZZガンダムが気になる始末。
ネオ・ジオン軍の総帥までになっていたとは…
相変わらず人を物としてとしか考えてなさは
もはや流石だなと思うほど。
アムロもいつの間にか29歳となり
ブライトは結婚して子どもまで。
しかもしっかりした大人になっている!
シャアが「やるな!ブライト!」と2回も言うくらい
だから素晴らしい成長ぶりだ。
しかし、クェスというとんでもない苦手なキャラが
登場し、いっさいの感情移入も出来なかった。
相変わらずクェスやギュネイなど、物語の重要キャラ
が呆気なく死ぬのは
ガンダムでは当たり前なのだろうか?
ラストはここで終わるのか?
とこの後の地球やアムロ達を観たかった残念さは
残るが、ニューガンダム、サザビーを観れて
BB戦士、SDガンダム世代の自分は
これがニューガンダムか!と感動しました。
未履修組なので
有名なセリフと場面くらいしか知らないのでストーリーは正直わからなかった。
分からないなりにも戦争モノは本当に苦手。
アニメだろうと実写だろうと気持ちが押し潰される感じになり苦しくなる。
ストーリーよりも、聞いたことのあるセリフが次から次へと出てきて「すごい贅沢だな」と素直に思った。
ラスト近くでシャアがアムロに言ったセリフは一瞬我が儘でしかない印象だけど、今まさしくこの時代において至極真っ当な正論だった。
ただお前が言うなという突っ込みを禁じ得ない感が分からないなりにどうしてだか出てきた。
あと不思議だったのが、最後のシーン。
あの光の帯は…もしかして…ララァ…なんだろうか? …いやわからない。
忌まわしい記憶と共に
「ガンダム」のラスト2分、カツ、レツ、キッカの3人に、富野氏は、新たなる希望を託します。ヒトの進化は、アムロだけでは終わらない。始まったばかりだと云う希望です。ところが続編でその希望が…。進化を待てないヒトは、強化人間を投入。世界は混沌を深めます。ヒトは、自らの可能性を、浅はかな知識で、自ら摘み取ってしまいます。
このお話の終止符として、富野氏は「ベルトーチカ チルドレン」をリリース。映像化には難があるとして「ガンダム ハイストリーマー」を雑誌連載。これが「逆襲のシャア」になります。この3つ、全て同じお話です。ただ、ラストの描写が少し違う。この少しが、その後の私に、大きく影響します。
キャスバルは、全人類の敵になることで、ヒトの病巣を取り除こうとします。副作用は、一切考慮しません。でもそんな自分を、阿漕な道化師だと思っている。
一体、誰がこんないけない遊びを、キャスバル坊やに教えたの?。ジオン父さん?、ジンバ ラルおじさん?、それともキシリア姐さん?。(詳しく知りたい方は、安彦良和の「オリジン」をどうぞ。)
キャスバルの思念は、宇宙の彼方へ。ただ、私にとってシャアとアムロのお話は「ベルトーチカ…」をもって完結します。(「ベルトーチカ…」を映像化する企画があったそうですが、私、見たことないので、悪しからず。)
キャスバルの忌まわしい記憶は、重力の井戸の底に導かれて行きますが、これを拒否したものが何だったのか、映画では今一つ不明瞭。あれでは、エンドロール直前に、何故、赤ちゃんの泣き声がするのか、想像するのも困難です。結果、小説を映像化することの難しさを、本作で学びました。
本作の主題歌は、TMネットワークで、結構ですが、「ベルトーチカ…」なら、山下達郎の「蒼氓」のはず。今の私が、原作と映画の違いを受け入れるようになったのは、本作に、私の忌まわしい記憶があるからかも知れません。
さよなら、昔の私。最期に、小説読んだ方のみに判る文言を遺させて頂きます。
…もう、ナイチンゲールのさえずりは、聴こえそうにありません。
宿命の戦いの最後
地球に対し宣戦布告を行うネオ・ジオン。地球連邦のアムロはシャアによる地球の破壊を阻止すべく最後の戦いに挑む…。
ここまでの作品の中で最も私情で動く人間が多かった気がしたがアムロとシャアの宿命の戦いを最後まで見届けられただけで感慨深かったです。
何これ?リメイクして欲しい(笑)
スパロボで見るカッコいいシャアはそこにはいませんでした。
オリジン、ファースト、ゼータと見てシャアのマザコン&すけこましっぷりはまあまあ解っていましたけど逆襲のシャアは強烈でしたね…オリジンのシャアかっこ良かったのに…
内容も当時の事情もありテレビシリーズじゃなくて映画になってしまったとかで急展開につぐ、急展開(笑)キャラの掘り下げも薄いからクェスなんかはあっさりネオジンオへ~…クレイジーなんか?
名作って言われていたので見ましたけどこれって「当時は名作」の間違いでは?映像も古いし三部作とかで何でも良いからリメイクしてほしいです(笑)
あ、でもラストシーンはジーンときました。歌も最高
ガンダム好きなら満点
作画・音楽どれも一級品。キャラクターも個性的で名言も多し。
ストーリーも含めて良くも悪くもガンダムらしさがよく出ている作品。
少なくとも1stとZの視聴は必須でこれ単体で見て面白い映画ではないので注意。
行けっ!アクシズ!忌まわしい記憶と共にっ…!
何故未だに【逆襲のシャア】の周りを纏わりつくスピンオフ的なアニメがあるか。
何故か?
純粋にこの【逆襲のシャア】が伝説だから。
圧倒的に面白いからでしょう。
観客を魅了する。引きずり込む。これが無いと、この後どれだけこの作品に纏わりついても駄作に終わるだろうね。
駄作であればあるほどこの作品が伝説化されるからいいけど。
【ユニコーン】?
【ナラティブ】?
観たけど、全く心が震えなかった。つまらなかった。
シャアまで引きずり出したけど、残念だったが駄作だろう…。
嘘だと思うなら、10万円の【ユニコーンガンダム】のプラモ出してみろ。
売れないから。
何故νガンダムの10万円するプラモが販売して数分で完売したか。
あの伝説の作品、【逆襲のシャア】のνガンダムだから。
単純にそこで決着。
【逆襲のシャア】のプラモなら、【リ・ガズィ】の10万円プラモの方が【ユニコーン】より売れそうだわww
しかし何度観ても面白い。
余計なストーリーの説明を入れない所がいい。
ダラダラしないところがいい。
『これ以上やると作品のスピード感が失われる』というところでスパッと次のシーンへ行くww
『しかし…』とか『まさかな…』とか『なんだと言うんだ…?』とかで次のシーンに切り替わるww
こういう観客の頭を使わせるところ好きです。
しかし観ていて何となく理解できる。
そういうライトユーザーと、掘り下げてストーリーを完全に理解しようとするコアなファンを取り込んだ、伝説の作品だと思う。
自分はどちらかと言うとライトユーザーだろう。
だから面白い。
戦闘の緊迫したシーンに滅茶苦茶力が入ってて、【レズン】のような荒い台詞を吐きながら淡々と戦うキャラが戦闘シーンをより面白くするなぁ…
『ロンドベルなら鈴を鳴らしてりゃいいんだよ』
こういう台詞がライトユーザーには刺さる。
戦闘中にダラダラダラダラ理屈や理想語りながら戦うパイロットは萎えるわww
そういえばこういうのも好き。
出撃直前、【ジェガン】ではなく、【リガズィ】で出撃したかった【ケーラ】と、【アストナージ】のやり取りで…
『リガズィは使えないんだな?』
『整備!間に合いません!』
『わかったよー』
…この一瞬のやり取りから、【ケーラ】って優しい人なんだなぁ…って想像する。
うん、【ケーラ】好きですww
つまり…何が言いたいかっつーと、今のガンダムの作品には無い【人間味】ってのがこの作品にはある。
この【逆襲のシャア】に出ている全てのキャラに【人間味】がある。
一人の空間になったらつい出てしまう本音。
それも【人間味】
『行け、アクシズ!忌まわしい記憶と共に!』
『ナナイッ!?男同士の間に入るなぁっ!』
コレがシャアの本音だろう。シャアの【人間味】だろう。
創り手に【人間味】があればこそ、ここまでキャラに【人間味】が出せる。
昔昔の作品に、心を揺さぶる作品が多いのはここじゃないかな?
令和の創り手に…ここまでキャラに【人間味】を乗せれる創り手は居ないだろうな。
【人間味】を持ってる駒は省かれる時代だから。
【シャアという呪縛】
改めて、ドルビーシネマで鑑賞したが、僕はやっぱり、この作品はあまり好きではない。
いわゆる「ファースト・ガンダム」の良さが消えてしまったどころか、赤い彗星シャアを、ザビ家のような存在に貶めてしまった感じがするからだ。
更に、この作品上映後しばらくして発生した一部のイスラム教原理主義の引き起こしたテロやIS建国、国内で発生したオウム真理教の複数のテロを考えると、仮にシャアが環境問題を提起していたとしても、内容は稚拙だと感じるようになった自分がいるのだ。
本当は汚染問題を概念的なところに留めず、具体性を持たせるべきだと思うし、核を利用した惑星落下は更なる地球汚染に繋がると感じたのは僕だけではないと思う。
クェスの扱いも、改めて観ると、ISやオウム真理教のやっていたマインドコントロールのようにも思える。
ニュータイプだから何でも良いと云うわけではあるまい。
ニュータイプである前に人間としてどうあるべきかを示すようなストーリーであれば違った印象になったのか、想像で語るしかないので無責任だと思うが、このままでは物語の後退だと思ってしまう。
「ファースト・ガンダム」では、シャアはザビ家への復讐を第一としながらも、アムロ達と共有する想いがあったように思う。
戦いの中で命を落とす戦士にも背景があって心が震えたように覚えている。
セイラ(アルテイシア)の願い、ララァの願い、アムロの願いは、シャアに通じていたはずではなかったのか。
ブライトとミライの息子が主人公となる「閃光のハサウェイ」に通じる物語としてのリバイバル上映だと思うが、「逆襲のシャア」は、エヴァ「:序」のようにリビルトしても良かったんじゃないかくらいに感じてしまった。
本編後10分ほど上映されたハサウェイの物語は、「閃光のハサウェイ」の一部なのだろうか、それとも、別の導入部なのだろうか。
作画は随分進化したと同時に、繊細なタッチは、印象を随分変えてしまったのではないかと少し心配にもなる。
小説の原作も未読なので、期待半分、心配半分といったところ。
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