機動戦士ガンダム 逆襲のシャアのレビュー・感想・評価
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懐かしさ、しかない。
約30年ぶりに鑑賞。
小学生の頃、映画館で見たのが最初で、その後、TVでも見たかな。
大人になって見返すと‥
まず、「三角関係」がこんなに多かったんだ、というのが第一印象。
確かにストーリーを展開させることができるけど、あまりに多すぎてクドい印象。
隕石を落として核の冬を‥というのは、冷戦末期の当時の世相を反映したものだろうが、平たく言えば「環境問題」であり、今で言えば「温暖化」みたいなモノなので、普遍的なテーマだろう。
この環境問題を扱っているにも関わらず、アクシズを止めた「ちから」がサイコミュというSFにあるまじき、「ファンタジー」なのがどうだろう?
まあそれを言い出すと、「ニュータイプ」だってファンタジーだし、
「スターウォーズ」の「フォース」だってそうじゃん、ってツッコミが入りそうだ。
総じて言えば、30年たっても、普遍的な魅力のある作品だと思う。
本作以降のガンダムは見てないけどね。
アニメ見てない俺も悪いが映画もまた悪い。
ファーストガンダム3作品みたノリで逆襲のシャアを見ました。映画としては4作品目でしたから。アニメのZとZZを見もせずに(笑)
でも話ていることはなんとなく分かる部分も。シャアと過去に一緒に戦ったとか?違ったらごめんなさい(笑)
ただ結構な数の色々なジャンルの映画を自分は見てきました。
あくまで個人の感想ですが、アニメの続編と言えども一個単体の映画として面白くない。
なぜそう思ったかと言いますと、理解は3つ。
まず音楽ですが、勇ましいメインテーマ的なのが戦闘の時に流れていますが、勇ましく大きくなるのではなく静かに淡々と流れていて、もったいない。一番衝撃のシーンなんかでなるのかと思ったらそのまま終了。映画音楽というのは人の心の感情をあらわす演技により一層深みをますための調味料のはずなのに、ずっと同じ音楽が淡々と、、、
2つ目はアクションシーンですが、ファーストガンダムのような機械的で迫力のあるものではなく、人間にでもできないであろう流れるような動きで動き、動きの速さとカットの短さが相まってどんな動きでどう相手を倒しのかが理解できない部分がある。
3つ目は、なんかしらんけど女の子がウザイです。あと理解し難い行動とか。
最後のみんなで岩押すのは少しよかったが、
最後結局皆で押した意味はなかったのかな?と思う。そこはアニメ見てないからわからないだけかもしれない。
ミライさんが娘さんと出てくるシーンが数ヶ所あるが、そこだけがこの映画の最高の見せ場かな。ハラハラするし(笑)
-完-
高い期待を裏切り、登場人物が全員アホ
「ガンダム童貞」を捨てるにあたってこの作品をガノタに一押しされたので、背景設定を解説する友人を隣に据えて観た。
それまで自分にとってガンダムという作品は、今でも語り継がれる傑作SF作品だった。子供騙しのロボットものではなく、登場人物たちの複雑な心理や信念をもった行動、組織と組織の思惑の絡み合いや、戦闘ではなく戦争を描いたような重厚な戦記モノとして評価されている作品だという印象を持っていた。
結論からいうと、それは自分の幻想だった。あやふやなイメージでしかなかった。自分で勝手にハードルを上げていたに過ぎなかったのだ。
登場人物は国の指導者レベルまで含めて全員致命的なアホしかいない。小惑星を地球に落としたテロリスト相手に「停戦するからもう一つ小惑星を売ってくれ」などという要求をなんの疑問もなく受け入れ案の定裏切られる。
現代に例えれば、突如ドイツに復活したカリスマのヒトラーがフランスを滅ぼして「核兵器を売ってくれれば停戦する」との申し出に喜んで国連がそれを同意するような感じだ。
シャアというガンダムを知らない人間ですら知ってるカリスマも、公私混同甚だしいヤベェ思想家で作中でもそのロリコンぶりが登場人物間ですら閉口されている。
登場人物が戦闘がガンガン死ぬ割に悲壮感がまったくない。
所詮は日本アニメのよくあるご都合主義ロボットアニメだった。(まぁこれが基本になっているのだから当然か)
それどころか中途半端に戦記モノのような硬派な雰囲気を気取っているせいで、非常に見てていびつな印象すら受ける。いっそバカ向けに、それこそなろう小説みたいなシナリオにしてしまえばいいのに。
大人になってガンダムデビューして、これを純粋に楽しめるほどの童心を、俺は持ち合わせてはいない。
何言ってんのかは分からないが、何をやってんのかは解る。
求めるモノは
愛なんだよ。その愛の求め方が違うからこそ、戦争になる。人間に感情がある限り、争いは無くならない。ニュータイプ同士も同じこと。ガンダムシリーズは当たり前の事を考えさせられ、一言一言の重み、言葉の選び方が最高です。名言の宝庫。しかし、死とは単純なものとしても、残してくれる。身代わり、恨み、怒り、使命。シャアの考えも分からなくはない。生きていれば、そんな考えの合わない人はいくらでも出てくる。形は違うが、その争いに終焉はない。どちらかが、死ぬか、逃げるか、ない事にするか。
超大規模な喧嘩
人類の存亡を左右するほどの超大規模な男2人の喧嘩です。
恋愛がこじれて殺人を犯すニュースはよく聞きますが、立場や財産によってできることには限りがあります。
エースパイロットであるアムロとネオ・ジオン総帥であるシャアが喧嘩するとここまでやっちゃうという話です。
周りに出てくる男女は全て噛ませ犬。
それほどまでに女性への愛情が男にもたらす影響はすごいんでしょう。
アムロとシャア
昔は心沸き立った
楽しめなかったのは、自分のせいです。
まだ小学生だった頃に、劇場で鑑賞して興奮した記憶があります。
あれからン十年。
大人になった今時分、胸をときめかせ、想いを馳せながら見ました。
あれ、おかしいなぁ…
当時はもっと食い付いていたのですが…
私が少年の心を忘れたからなのか、年老いて理解力が乏しくなったのか、 舞台背景が全く見えてこず、誰が何の為に何をしてるんだか殆ど分かりませんでした。
良いも悪いも理解出来なかったので、参考になるレビューをしようが無いです。
それなので感想を一言だけ。
「一見さんお断り」
(私が世界観を忘れているだけなのかも知れないですが)
これからご覧になる方は、一旦旧シリーズを見て、下地を整えてからが良いと思います。
ガンダムが好きな方にオススメです。
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