「岩下志麻が怖すぎる」鬼畜 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
岩下志麻が怖すぎる
原作 松本清張・監督 野村芳太郎・主演 緒方拳。
平成の終わりにおもいっきり昭和な映画を見たくなり鑑賞。
いやぁこれはキツかった。子供が虐げられる話はイカン。だからこそ「鬼畜」なんだろうけど。他にやりようがあっただろうと思う展開が続く。原作は昭和32年の事件を元にしたとあり、そのくらい昔ならありえるかと思ったが、昭和50年代ではなぁ…
緒方拳の演じる竹下の気弱さと鬼嫁岩下志麻の夫婦は現代でも十分にありえるリアリティ。映画の見所はこの演技だな。
難点は音楽が前時代的すぎた。一言でいえば大げさ。淡々としたBGMの方が効果的ではないかと思った。公開時には丁度良かったのかもしれないが。
色々と昭和を感じることはできたので目的は達することはできました。
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