餓狼の群れ

劇場公開日:

解説

麻薬取引を巡り、汚名を着せられた元刑事と弟を殺された女の復讐劇を描いたアクション。監督は「岸和田少年愚連隊 野球団」の渡辺武。脚本は、「しあわせ家族計画」の山田耕大、「透視する女」の伊藤秀裕、「実録・広島ヤクザ戦争 完結篇」の江良至の共同。撮影を「極道血風録 無頼の紋章」の小松原茂が担当している。主演は、「GEDO The Fatal Blade」の松方弘樹と「長崎ぶらぶら節」の高島礼子。スーパー16ミリからのブローアップ。

2000年製作/87分/日本
配給:東映ビデオ
劇場公開日:2000年10月28日

ストーリー

3年前の麻薬取引の捜査で、いわれなき汚名を着せられた上、後輩刑事・倉橋を失い警察を辞職した唐木。強奪屋の会田からの情報で、倉橋を死に追いやったチャイニーズマフィアとヤクザ組織の麻薬取引が行われている“秘密カジノ”を襲撃した彼は、しかし仲間の水谷の裏切りで窮地に追い込まれてしまう。だが、ディーラー・萌の助けでからくも脱出に成功。実は、萌は倉橋の姉で弟の仇を討つべくカジノに潜入していたのだ。やがて、唐木の元上司・田沼が事件の黒幕で、警察で押収したヤクをチャイニーズマフィアに横流ししていたことを掴んだふたりは、彼の悪事を暴こうとするが、それを知った田沼に逆に命を狙われてしまう。しかし壮絶な銃撃戦の末、唐木と萌は田沼を倒すことに成功。その後、ふたりはそれぞれ第二の人生に向けて歩き出すのだった。

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