ガメラ2 レギオン襲来のレビュー・感想・評価
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レギオン=軍団
流星群から地上へ現れたレギオン。
中々にモンスターらしさを表現しており人間を襲う怪物としての行動、地下鉄を襲ったシーンは頑張っている。
血塗られるガラス窓などはホラー映画の演出で『ガメラ大怪獣空中決戦』以来、従来の怪獣映画とは一線を画す演出となっている。
掛けた制作費もガメラ映画では過去最高では無かろうか?
巨大レギオンの“巨大”さは間違いなくデカイと感じられるし、ガメラとの死闘によって破壊されていく街並みなどのセット、ド派手な爆発はもはや過去のショボ制作費に苦しんだガメラの面影はない。
前半はホラーテイストも含めて未知の生物レギオンの侵略
後半はガメラと自衛隊の共闘、昔なら子どもの味方であったが地球の守護神として認められそうな雰囲気。
ラストの鳴き声に合わせて、終の文字はいつも通りだけど、エンディングは ウルフルズだったのか…。
モンスターパニック映画として、レギオンの恐怖、抗う人類、ガメラの構図も安定感がある。ガメラを観るなら取り敢えず『レギオン』観とけみたいな所か?
蛍雪次郎さんが連続で出演し、毎回新生物の発見者になってるのは笑う。役名も大迫 力(おおさこ りき)なんだろうけど、クレジットで見ると大迫力にしか読めない(笑)
追いかけて雪国♪
デパートの屋上に巨大植物が現れた。地下鉄には無数の気味悪い宇宙昆虫。もしかしたらガメラは人類の味方なのかも・・・ってことで颯爽と現れたガメラだったが、アリに襲われる象のごとし、あっさりとやられてしまった。この後も仙台でガメラはやられちゃうのですが、再度復活。地球の守護者、子どもたちのアイドル、不死身の亀さんだ!
気になる再登板の俳優は、ガメラと交信できると言われた草薙浅黄(藤谷文子)や自衛官の長谷川初範のほかに蛍雪次朗がいた!長崎の刑事だったのにギャオスを目撃し、怖い目に遭ったため札幌に来て警備員になったとか・・・踏んだり蹴ったり。また、ラサール石井やベンガルといったお笑いキャラも多数。田口浩正なんて銭湯で登場するだけだし、川津祐介だってお笑いパート。ついでに言えば吹越満だって元はお笑い・・・
レギオンの造形が素晴らしい!というより、色んな不気味なモノをまとめてしまってわけがわからん。とにかく強い!ガメラだめじゃんと思わせておいて、最後には腹部から波動砲みたいな光線を発射(ウルティメイト・プラズマというらしい)。この終盤のVFXが凄くて美しかった。
東日本大震災以降に見ると、仙台消失ってのはちょっと辛い・・・最初に見たときでもいやーな気分になったものだ。
ビール一万ダース⁉︎うわぁ勿体ない。
平成ガメラシリーズ第2作目。
1作目を観てから少し時間が経ってしまったので、詳しく比較はできないですが、1の時のワクワクは2でも健在!
ガメラVSギャオスはガメラVSレギオンへ。
再び地球のためにガメラが立ち上がる!
札幌に宇宙から謎の生命体が襲来。
カニのような気味悪いその生物は、聖書に擬えてレギオンと命名。
地下鉄での惨劇、草体の発現、そして仙台壊滅⁉︎
肝心のガメラも、満を辞しての登場に大ピンチからの復活などなど上手い使い方で、自然と「ガメラ、頑張れ‼︎」と応援したくなりました。
敵の残酷さや気持ち悪さ、悪役らしさは前作よりも格段に増しています。
ガメラに纏わりつく夥しい数のミニレギオンたち、田口トモロヲさんの惨殺っぷり、これ流石に大人向けですよね。
巨大レギオンの無敵感もとてつもない。
文字通りガメラちゃんボロボロに。
特撮怪獣映画らしい構図はやはりワクワクしますね。
ただ、自衛隊無能過ぎ。前半は命懸けで頑張っていたものの、後半は全部ガメラまかせでほとんど攻撃なし。
ガメラ虐待映画として怪獣愛護団体に訴えられちゃいますよ。
そして、キャストも前作に比べて最近でも活躍されている役者さんが多く、しかも若い。
札幌の雪の中ミニスカ寒そうな水野美紀さん(若い‼︎)、めちゃくちゃ肌綺麗な吹越満さん(若い‼︎)などなど。
ガメラ交信少女藤谷文子さんは今回もご出演。
養老さんも意外とちゃんと出ておられて驚きました(TEAM NACSのお二人が出演されてるとは思わず、残念ながら見つけられなかった…)。
やっぱりガメラ可愛い。好きだぁ。
エンドクレジットの「すすきののおねえさん」ってのもなんだか気になります笑笑
ガメラ3も近いうちに観ます。
結構なホラー映画でもある!
平成ガメラ三部作の中でも人気の高い
「ガメラ2 レギオン襲来」
これもドルビーシネマで観て来ました。
私、やっぱり怪獣映画好きだわ!!
(知ってるよ!←常連フォロワーさんの声)
で、今作は宇宙生物の襲来というところで
敵キャラの生態も面白かった!
地球とは全く違う生態として新しかったですね。
そこが評価されて映画でありながら
日本SF大賞を受賞してるのでしょうね。
そして今回、何より自衛隊がカッコ良く描かれてる!!
ガメラ頼みではなく、
自らも地球を守るために戦うシーンは
ミリオタでなくとも揚がりますよね〜!
で、
月に8回ほど映画館に通う中途半端な映画好きとしては
今作はかなりホラー色が強い仕上がりになってました。
地球外生命体から地球を守る話なので
前半はなんとなく「エイリアン」的な怖さを
意識しているのでは??
私はホラー系は大の苦手なのですが
怪獣映画だと最後に出てくるのは絶対に怪獣なので(笑)
私でも怪獣映画ならホラー的なものを楽しめるわ!!
そこが大発見でした。
そして敵が地球外生命だから、
やっぱ苦戦するんですよねガメラが〜〜
ああ、ガメラ!!死んだのか??
ガメラってちょっと弱いんですよね。
だけど諦めないのがガメラの取り柄!
で、最後にこれがホントの「カメハメ波」じゃい!
おおおお〜〜〜〜(子供か!!?)
アホなことを書きましたが
チャンスがあればぜひ観て欲しい作品です。
ガメラ3につながる話でもあります。
主役のガメラが居ても居なくてもイイ物語構造。
特撮のDNAには必ず行っています
1996年(平成8年)の上映当時は、札幌から旭川に引っ越したばっかりだったので、とってもワクワクしながら観ました。
そして、やはり当時、札幌青少年科学館では映画で使われた『狸小路のアーケード屋根を踏み抜いたガメラの足』が展示されていました。
草体のビルは、ススキノのヨークマツザカヤ(イトーヨーカドー)でした。
草体と群体、種子発射やシリコンを食べて酸素が発生する、電磁波でコミュニケーションを取っている等々……宇宙生物レギオンの生態はよく考えられていたし、自衛隊の全面協力で、とってもリアルで面白く、しびれながら鑑賞した記憶が甦りました。宝物です。
第一話ギャオスもこのレギオンも、現実社会に怪獣が現れたらどうなるだろうと考察して、リアルかつエンタメを追求した傑作だと思う。なにより、ガメラが映画館に甦ったのがすごく嬉しかった。
『シンゴジラ』は、災害・原発のアイコンとして、同様にリアルなエンターテイメントの道に進んだ映画でしたが、
次の第三作イリスで、『ガメラ』は、とうとう怪獣映画を突き詰めてしまいます。怪獣映画の存在論・怪獣形而上・哲学的な、よりリアルを追求してしまったエンターテイメントの道に 進んでしまいます。
それにしても、知ってる街のミニチュアがスクリーンに映り怪獣が破壊するのは、何でなんでしょう……子供の頃からワクワクします。
コーフンするぜ。間違いない。
デカッ?!何これこんなの勝てないよ…
凄い!!! Dolby Cinema レギオン!!
平成ガメラ第1作「ガメラ対ギャオス 大怪獣空中決戦」に続いて、観たぞ第2作「レギオン襲来」!
観てわかった。なるほど、人気が高いのも、SF大賞を受賞したのも、納得! 女優陣を含めて標準以上の演技に向上(ごめんね、前作の中山さん)、映像はあいかわらずの切れ味、そして前作以上に自衛隊の完全協力! 言うことなし!
とにかくまず、自衛隊完全協力に感動。冒頭から真駒内駐屯地から次々と出て行く装甲車とトラック。オープニングから本物感満載。(本物感というか、本物なんですよ) 全編を通して、北海道→仙台→関東と、各地の自衛隊基地とその設備を使用した映像のオンパレード!実際の戦車、航空機、それを操る実際の隊士の姿が映るだけで映像が重層的になる。
終盤のセリフ「自衛隊の役割は、いかに早く発見し、先制し、防衛すること」や、総理のセリフ「1.明白な危険が切迫していること、2.警察力では抑えきれないと判断されていること、3.必要最小限の武力を用いること を満たしたと認め、自衛隊の出動を許可する」こうしたことを皆に知ってもらうことには価値があるのだろうと感じた。
そして、レギオンの造形。平成ガメラ自身の造形も素晴らしいのだが、レギオン! その無機的な造形は見事。古代生物型の怪獣たちとは一線を画している。シリコンでできているという背景に沿ったソリッドでシャープな造形が見事。
(ゴジラで言えば “ガイガン”。かの怪獣も現代の技術でしっかり作ってもらったら、カッコいいと思うんだけれどなあ…)
そのレギオンに、大地の火を注ぎ込んで倒したガメラ。そして雄叫び! 共に戦った自衛隊と共に浴びる朝日。その清々しさを、ぜひ、みなさんも劇場でご覧ください。自衛隊の現場の隊士たちが自然にガメラに敬礼する気持ちも伝わってくると思います!
いやあ、気持ちのいい映画だ!
子供達の願う力で復活したガメラ、自衛隊・民間人・ガメラの三者の協力でレギオンを倒したわけだが、必ずしも人間の味方ではなく、地球の生態系の守護神であることが示唆される。人類も、地球の生態系を破壊する存在となれば、ガメラに敵対することになる、という背景はけっこういい感じの設定ではないだろうか。
帯津役の吹越さん、いい役だったねえ。
をを、養老教授だったのか、気づかなかった。
おまけ
小林昭二さんが出ていた。自分が少年時代を過ごした静岡県は、フジテレビ系の進出が遅れ、TBS系しか映らなかった。なので、自分にとっての小林さんは、”おやっさん”(仮面ライダー)ではなく、”ムラマツ隊長”(ウルトラマン)だなあ。
こんなにおもしろかったのか!
救世主復活!! ずっと負けて負けて押されて…からの、全人類必見"横スライド着地"がメチャクチャ格好良い!!! ガメラはレギオンを許さない --- レギオンの名前の由来や、もっと言えば終盤の展開を示唆するような、これもまたメチャクチャ格好良い冒頭のタイトルの出方然り(「メ」十字架)、キリスト教的部分が見える(一度死に…真の英雄となる)。あと、ドン!ドン!ドン!って寄りとか。集合体恐怖症になりそうな群体レギオンはヤバかったけど、巨大レギオン格好良かった。音や映像表現、特にガメラの攻撃を無効化するときのそれや、光線みたいな触手と技もいい。にしても周囲の街並みのリアルさよ。CGじゃなく実景だからこその迫力や格好良さを心ゆくまで堪能。また、前作にも増して軍描写のリアリティーがすごい。…という、どこを切り取っても感じる細部までのこだわり。もしかすると政府のあれこれなどシンゴジでやってることも本作の方がうまくしてるかも、それも観客をバカにしない形で。そして、水野美紀さんのかわいさと美脚!前作の爆風スランプから一転したウルフルズの曲が気持ちいいエンドロールにまたもあの人じゃないらしい泉谷しげるさん発見。いや〜よかった!
懐かしい雰囲気
怪獣ものは、多分数年前のシン・ゴジラ以来?、久しぶりに見ました。
あーなんか服装とか女のコの髪型とか、とても懐かしい〜〜
役者さんやアナウンサーとか、若いし懐かしい人達が出てきて良かったです。日テレのアナウンサーとか。
正直、怪獣シリーズは深くは知らないので、どうしてガメラは今回の敵怪獣の動きを阻止しようとするのか、行動を感知してやってきてくれるのかよく分かってないんですが、そこはもう見に来たからにはガメラは地球を守ってくれるものだ!と思って楽しみました。
地下に自衛隊っぽい人達が乗り込む時は、いやいや地下鉄の運転手さんが襲われた現場なんだから、もうちょっと盾とか防具固めようよーほぼ丸腰っぽいまま突入するのか??!とか細かいツッコミは多々ありましたが、そこも含めて面白かったです。
怪獣では、推しはキングギドラなので、また何か機会があれば怪獣シリーズも見たいと思います。
最初に今回の敵怪獣をビール倉庫で見つけた人のこと、真顔で「あの人は昔、ギャオスを発見した人なんだ。。。!」と真面目に語っていたところがツボでした。そうだ、この世界では怪獣達の存在が当たり前なんだ〜〜と実感。
それにしても札幌、仙台、街並みが大変だ〜〜と思いました。今回の敵怪獣、大きいザリガニっぽくて、しかも口元から青い電磁波みたいなビームと、赤い細い触手数本とか、攻撃そんなに色々あるのすんごいな〜〜と思いつつ、
ガメラは最後の最強の一発をおなかから発射するまでまあまあピンチになるので、
思わず「心を燃やせ!限界を超えろ!!」と煉獄さんのセリフでガメラを応援してしまいました。
久しぶりの怪獣映画、堪能しました。
イリスも早くみたい。
レギオンが、好〜き〜♪
平成三部作を完走。
個々の場面はともかく、全体としては2が一番好きでした。
三部作を通してつくづく思ったのは「シン・ゴジラ」との共通点の多さ。
いちおう大映と東宝だし、監督も脚本も違う。なのに特撮シーンの担当が同じ人というだけで、こうも似てくるものだろうか。
たとえば複数の視点を細かくつないで1本のストーリーを語ること。独特なアングルの選び方やすばやい編集のリズム。
むしろ「シン・ゴジラ」のベースにこの三部作をもう一度、というラインがあったようにすら思えてくる。
その中でも一番見やすく、素直におもしろかったのがこの2作目。
まずテンポがいい。
出だしからいきなり本題。で、トップギアに。
メインキャラが大人なので話が早いし、自衛隊の中の人なので無理なく現場に直行→見せ場の連続。
そしてレギオンという怪獣の絶妙さ。
ギャオスよりレギオンが好き。ゆえの2推し。
種子の発射?という設定は飲み込むまでに多少時間を要したものの、人に対してはモンスター、ガメラにとっては虫サイズ、という絶妙な設定の大きさが、多彩なシチュエーションを生むことにつながっている。
「グエムル」でも感じたけど、サイズの設定ってつくづく重要。あんまりデカくてサイズ差が大きいと、もはや関係性が生じにくくなってしまう。
それが活かされた地下鉄でのホラー演出(田口トモロヲが!)が最高。
パチンコ屋の看板とか、ガメラにびっしりまとわりつくのとかも、怪獣映画らしからぬリアルな恐怖感。
私は純粋なホラー映画よりむしろ、SF映画の中に出てくるホラー演出が好きなのかも知れないと気づかされました。物体Xとか未知との遭遇とか。
ハッと目の覚めるような新鮮さを感じる。
ガメラの顔も1作目より爬虫類っぽくなってて好みだったし、飛行の演出もキレキレで素直にカッチョイイ。
ただ、今ひとつなにかが足りない。決定的な手応えが。
ほとんど段取りしかなく、個々人のドラマ(葛藤)がないせいか。そこもシンゴジラっぽい。
どうせクライマックスに子供を使うなら、もう少しそっちに呎を割けばよかったのかも。
冒頭の子供を引率する若い女性っていう状況はすごくワクワクしたので、彼女が子供をレギオンから守るために奮闘したりとか、やろうと思えばできただろうに。
水野美紀はうるわしい。永島敏行(スタンドプレー好き)の部下にはなりたくない。
それにしてもこのミリタリー色(押井守み)の強さ、いくらなんでも自衛隊全面協力すぎるのでは…なんだかんだまだ風当たりが強かっただろうし、911前だから牧歌的だったのかなあ。
全体的にまだお金のあった時代の残り香を感じました。
多少はCGも使ってるけど、むしろ今見るとミニチュアと着ぐるみの特撮がとても贅沢に見えたのでした。
Death hits Gamera?! ガメラって面白い‼️
人生初ガメラ2作目をプライムのKADOKAWAシネマコレクションで観賞。これまた面白かったです。なになに、ガメラって面白いじゃないですか!
ガメラさん、着地姿がカッコいいんですよね。特に足利市に到着した時のズザザザザーって感じのシーン。絵になります。そしてまた必殺技がスゴいんですよね。元気玉からの胸パッカーン光線はビックリしました。甲羅の中身はどうなっているのか気になる所です。
レギオンの登場はスゴくホラー演出でしたね。当時観てた子供は怖かったのではないでしょうか?小レギオンが電磁波狙ってくるなら誰でも携帯持ってる現代人は全滅です💦大型レギオンはやたらと鋭角でカッコいいですね。
そして、何より自衛隊が活躍しているのが良い‼️怪獣映画の自衛隊ってやられ役なイメージが強かったのを一新。本作ではバッチリガメラをサポートしています。こうやって見ると90式戦車ってカッコいいですよね。何だか自衛隊ってゴジラ作品よりもガメラ作品の方が協力的に感じてしまいます。
前作が九州長崎から東京に北上する話だったので、今回は北海道からの南下です。ちゃんと地方巡業をおろそかにしない姿勢は素晴らしい・・・って思ってたら仙台消滅した!これはありなん?仙台の皆さんに怒られなかったのでしょうか?そう言えば消滅した後でも水野美紀と藤谷文子が東京から飛行機で消滅したはずの仙台に行ってましたし、意外と被害は少なかったのかな?あ、水野美紀演じるヒロインの部屋に後にジブリで映画化される「ゲド戦記」の小説がありましたね!
っと色々とビックリ要素もありましたが、面白かったガメラ第二弾。怪獣映画としてホント良くできていたと思います。やるなー、ガメラシリーズ。
サスペンスの天才。金子修介。
面白かった。前作ほどバカっぽい演出はなくなり、きちっと仕上げてきたな、という印象。前半はSF・モンスター・ホラー調、後半は怪獣映画。
前半はサスペンスの繰り返しで、怪獣を中々怪獣をあまり「見せない」んだよね。この「見せない演出」はサスペンスの王道で、エイリアン2とかジョーズとかでも用いられている。SF要素もディテールまで作り込まれていて、真偽のほどは判らないが、少なくとも矛盾は目立たない。世界観に浸れました。
後半は怪獣映画。自衛隊がガメラと共闘する「待ってました」という展開に。ラストバトルも編集が上手い。ガメラとレギオンの闘いと、自衛隊の作戦の展開が、同時並行で描かれる。それが超ハマってる。「エンドアの戦い」みたいにかっこいい。さすが。良く研究してるというか・・・上手いとしか言いようがない(偉そう)。
しかし、撮り方が上手いのは前作もそう。今作でさらに加えられている要素は「怪獣愛」だと思う。「自衛隊と怪獣の共闘」とか「戦車が公道を走る光景」とか「無垢な子供が願うと助けに来るガメラ」とか、怪獣ファンの心を擽るんだよね。
愛に溢れた映画です。
素晴らしかった
自衛隊のミサイルがレギオンの角を折るところでテンションが上がる。ガメラがあんまり強くないところがとてもいい。戦略が機能してロジックがあってスリルがある。なんとなく派手に戦いを繰り広げているだけのアクションとは次元が違う表現だ。人間ドラマもとても面白いし、自衛隊がかっこいい。
レギオンが当時の現代風であんまりかっこよくない。仙台を吹き飛ばす場面には度肝を抜かれた。
(追記)2024.11.21
この度初めて劇場で見ることができた。5年ぶり3回目かな。自衛隊の描写がいちいちかっこいい。ガメラを味方としてなかなか認めないのでやきもきする。
自衛隊がカッコ良かった。
全48件中、21~40件目を表示