劇場公開日 2021年2月11日

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「レギオン=軍団」ガメラ2 レギオン襲来 うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0レギオン=軍団

2021年8月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

楽しい

興奮

流星群から地上へ現れたレギオン。
中々にモンスターらしさを表現しており人間を襲う怪物としての行動、地下鉄を襲ったシーンは頑張っている。
血塗られるガラス窓などはホラー映画の演出で『ガメラ大怪獣空中決戦』以来、従来の怪獣映画とは一線を画す演出となっている。
掛けた制作費もガメラ映画では過去最高では無かろうか?
巨大レギオンの“巨大”さは間違いなくデカイと感じられるし、ガメラとの死闘によって破壊されていく街並みなどのセット、ド派手な爆発はもはや過去のショボ制作費に苦しんだガメラの面影はない。
前半はホラーテイストも含めて未知の生物レギオンの侵略
後半はガメラと自衛隊の共闘、昔なら子どもの味方であったが地球の守護神として認められそうな雰囲気。

ラストの鳴き声に合わせて、終の文字はいつも通りだけど、エンディングは ウルフルズだったのか…。

モンスターパニック映画として、レギオンの恐怖、抗う人類、ガメラの構図も安定感がある。ガメラを観るなら取り敢えず『レギオン』観とけみたいな所か?

蛍雪次郎さんが連続で出演し、毎回新生物の発見者になってるのは笑う。役名も大迫 力(おおさこ りき)なんだろうけど、クレジットで見ると大迫力にしか読めない(笑)

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)