「アニメファン向けムービー。甘酸っぱい〜〜!」劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード ゆめさんの映画レビュー(感想・評価)
アニメファン向けムービー。甘酸っぱい〜〜!
25周年リバイバルで初鑑賞。
「カードキャプターさくら」という作品は私の原点みたいなとこがあり、思い入れも強くて原作もアニメも大好きなんだけど、当時あまりに原作のさくらちゃん小狼くんの恋の結末が私の中で至高すぎて、ほぼアニオリ展開という本作を観れなかった厄介オタク。
リバイバルを期にようやく観れた。
本作は、アニメ版で小狼くんに告白されるも返事ができないままだったさくらちゃんが想いを伝えようと奮闘するのと同時に、封印されていた「無」のクロウカードが解き放たれてしまってどうする?というストーリーが同時進行で進む。
さくらちゃんと小狼くんの恋の行方については、私はもうやさぐれ気味の30代なので「甘酸っぺ〜〜〜!!」という感想が先にきて純粋にドキドキを楽しめないのであった。ごめんさくらちゃん…。
しかし知世ちゃんと苺鈴ちゃんのアシストが手厚すぎて、そこに絶えず感心していた。この2人大人だなー。
あとキャラクターオール出演なので、ファン向けムービーとしても楽しい&嬉しかった。
エリオルくんや観月先生も、園美さん(知世ちゃん)も、さくらちゃんクラスメイトメンバーなどもオール出演。ケロちゃん(本来の姿)と月(ユエ)さんももちろん登場。
しかし今観るとさくらちゃんと月(ユエ)さんの主従関係、良いな…(以前はそこまで刺さらなかった)。
ちなみに個人的お気に入り場面は月(ユエ)さんの「...すごくとは言ってない」という相変わらずのツンデレ発言シーンでした。緒方恵美さんの声は良いなあ。
こういう昔の人気作品のリバイバル上映、かなりありがたいので今後も色々やってほしいな。
平日の朝イチの回に行ったんだけど、中年のおじさま、少し上世代のお姉さま、同年代くらいの女性がいた。
みんなCCさくら好きな人たちだろうな、と思うと嬉しくなった。