劇場版カードキャプターさくらのレビュー・感想・評価
全12件を表示
マッドハウス脅威の作画力
令和の劇場でCCさくらを観られる喜び…!!!
25周年上映で行ってきた。
CCさくらに関しては私の原点みたいなもので、思い入れがめちゃくちゃある大好きな作品なんだよね…。
本作も何回か観てる。
だから令和のこの時代に、劇場のスクリーンでさくらちゃんの「封印解除」が観れただけで胸熱すぎて冒頭からテンション爆上がりだった…!!
アニメのクライマックスで流れる劇伴「さくらのテーマ」も大好きだから劇場で聴けて嬉しい…!
ありがとう再上映、ありがとう…。
しかし本作、結構テイストがホラーというかダークな印象が残ってたんだけど、改めて観るとやはり結構怖くて、以前より今観たほうが楽しめたまである。
結末もちょっとビターで大人向けなところあるよね。
魔導士、林原めぐみさんボイスがぴったりでたまらんかった。
あと改めて観ると知世ちゃんのさくらちゃんガチ推しっぷりがオタクのそれでちょっと面白かったり(知世ちゃん切なくて大好き)、まだ物語序盤の頃の話だから李くんがまだツンツンしてるなーと新鮮に見えたり、色々改めて楽んで観ることができた。
そうそう、この作品で香港のバードストリート知ったんだよなあ。
いつか行くのが夢だったんだけど今は変わっちゃっ
たらしいよね。
ひみつのアッコちゃん的アニメ
まさかの重厚感とノワール風味
25周年記念上映にて。過去にアニメを十話程見た程度のにわかが、ファンに連れられて鑑賞。
1999年の作品ということで、舞台は返還前後の香港でしょうか。その時点でかなり好物。エキゾチックでオリエンタル、近代的なビルと裏道の対比、湿気と雑踏。
別に舐めていた訳ではないけど、ここまでズシッと重厚な演出は予想外でした。光と影の表現が細やかで、カメラワークもかなり凝ったつくり。さくらちゃんの顔に影を落とすことを厭わない感じは、こういったアニメではかなり挑戦的なのではと思ったり。
迫り来る不穏な空気が、べっとりヒリヒリと表現されていて。水や鳥の表現もなかなかホラー。大人顔負け。本格派。
一方でコメディとのメリハリがしっかり効いているので、緩急のテンポがとても良い。90分の作品とはいえ、一つのエピソードでも全然だらけない。ここは構成力がすごいですね。お姉さん達素敵すぎ。
アクションシーンはもう少しスピード感があれば満点な気もしたけど、それは最近のアニメに慣れすぎたが故。全然全然。素晴らしいクオリティ。最後のオチもシンプルですが心地よく。
全体的に予想外の雰囲気をまとった作品で。キャラクターが強いので作品性を損なうことなく、一方で実験的・挑戦的な作品だと感じました。自分の守備範囲外の作品でしたが、素晴らしい発見でした。
※同時上映のCLOVERも、また異なるテクスチャで、それはそれで魅力的でした
女の子向け魔法少女だね
NHKで放送され、今年新シリーズも放送された、人気アニメの1999年の劇場版第1作目。
アニメは見た事ナシ。
基本的な設定は…
魔力を秘めたカードを回収する“カードキャプター”となった小学生の女の子・さくらの活躍。
映画のあらすじは…
毎夜、不思議な夢を見るさくら。
ある日、商店街の福引きで香港旅行を当てる。
満喫していたが、何か闇の力が蠢き、夢で見た魔の者と対する…。
キュートな絵柄で女の子向け魔法少女の王道。
その為、設定やキャラ相関図は比較的分かり易い。
主人公、親友、気になる相手、家族、マスコットキャラ、魔法アイテム…。
が、全くの初見故、本来の面白さは伝わらず。
この世界観を知れば堪らないのだろうが。
本作自体も微妙。
わざわざ映画にするほどの中身も無い。
巧く纏めればTVの30分で済む話。
魔の者の悲しい過去のオチも、結局愛とか…。
どうしてもこの手のジャンルを見ちゃうと、『まどマギ』みたいなものを期待してしまう自分が居る。
たまたま見る機会があって、暇潰し程度に見ただけだから、許して。
劇場で見れるだけで興奮
全12件を表示