男はつらいよ 幸福の青い鳥のレビュー・感想・評価
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長渕剛さんと志穂美悦子さんの恋
夢から始まり、ラストは失恋するという お決まりのパターン。
毎度 ただいま さくら、おかえりなさい お兄ちゃん。
哀愁漂う『男はつらいよ』寅さんシリーズ。
BSの録画を観ました。
九州への旅 の途中、青い鳥を探す旅 の夢を見る寅次郎。
九州で ひっそりと暮らす美保(志穂美悦子)を幸福にしたいと思った寅次郎(渥美清)。
九州から上京してきた健吾(長渕剛)と出会い、恋に落ちる美保。それを知らず、空回りする寅次郎。しかし、知ったからには応援する寅次郎。
ラスト、青い鳥の玩具を売るユニークな寅次郎は、着物姿の女性(有森也実)と出会うのでした。
健吾と美保の恋の話がメインでした。満男(吉岡秀隆)も あけみ(美保純)も 出番は少ないのですが、寅次郎も脇役のような作品でした。
【寅さんシリーズって、ホント恋のキューピッドなんだねえ。今作は、頭髪ツンツンだった細身の長渕剛さんと志穂美悦子さん演じる男女の恋物語である。】
キューピットはつらいよ
九州でひいきしていた座長が死んだことを知り、お線香を上げに行くが、美しい娘(志穂美悦子)と知り合う。
この娘、寅さんに会いに東京に来るが、不在で、たまたま看板屋のバイトをしている絵描きの青年(長渕剛)と知り合う。
寅さん、枯れているようで根はしっかりと。
vol.37 もはや週最大の楽しみと化してきたかも(笑) 夢のオヤ...
vol.37 もはや週最大の楽しみと化してきたかも(笑)
夢のオヤジ、劇団座長(吉田義夫)の出演を楽しみにしていた私には悲しい設定。本作公開の2日後に実際に死去とは…なんとも劇的。
本作のマドンナはその娘という設定。過去作とは似ても似つかぬ風貌。まあ悦っちゃんだから許す。好きだった。カッコよかったなあ、美人だし。本邦初の女性アクションスター。未だこんな人いないぞ。長渕との結婚を機にスッパリの潔さも百恵さん並み。上海軒が流行るのは当たり前(笑)
ということで、本作は2人の恋模様の話で寅さんは悲しきキューピット、いや青い鳥か。
私には思春期の満男とあけみとか、本編以外の細かい部分が面白かった。いつのまにかちょい出演陣に出川まで加わってるじゃないか(笑)
志穂美悦子と長渕剛、沢田研二と田中裕子、男優と女優が「男はつらいよ」で共演した後に結ばれる現象はいったい何なのだろうか?
BSテレビ東京で映画「男はつらいよ 幸福の青い鳥」を見た。
1986年製作/102分/
山田洋次監督55才
渥美清58才
倍賞千恵子45才
志穂美悦子31才
長渕剛30才
芝居一座の座長の娘である志穂美悦子は
すごく整ったお顔立ちに見えるが、
なんとなく冷たい印象に見えた。
長渕剛は、
今では強面のマッチョなシンガーだが、
この作品中ではごく普通の
気さくな普通のあんちゃんだった。
好感度はこの当時の方が格段にいい。
個人的感想だが。
東京でたまたま出会ったふたりが
やがて轢かれ合う
ラブストーリーになっている。
ストーリーが進むにつれて、
冷たい表情に見えた志穂美悦子の顔が
だんだんとチャーミングに見えて来る。
芝居の中だけではなく、
その笑顔に実際に惚れてしまったのだろうか
ゲストに出演した2人がやがて結婚する仲になってしまう。
これは沢田研二と田中裕子が
男はつらいよで共演した後に結ばれたのと同じ現象である。
共演者の男女を結びつけてしまう
こんな作品が他にあるだろうか?
オレが知らないだけかもしれないが。
九州から東京に出てきた志穂美悦子に
中華料理屋の働き口が見つかるエピソードは
ちょっと泣ける。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
真子に続いて悦ちゃんも・・・長渕剛が嫌いになった
寅さんを訪ねて上京してきた志保美悦子だったが、腹痛を起こしチンピラにからまれ、看板屋の長渕剛に助けられるという、珍しく最初から恋物語が始まる展開。この映画のあとに2人が結婚したという事実を考えると、それほどまでアツアツぶりを描いてあるのかと思った。
絵描きになりたいとか行っておきながら、最後はミュージシャン気取りの長渕。ストーリーそのものは、なんだかシリーズの中でもかなりつまらない作品。ラストで有森也実が出てきた。可愛い・・・1年ぶりという最初の台詞が『キネマの天地』が公開されたため、映画そのものが半年ペースの製作パターンがくずれてしまったことを示している。寅さんも鼻歌まじりで「キ~ネ~マの♪」などと歌っていたことが興味深い。
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