「【”寅さん版二十四の瞳”マドンナの式根島の先生を演じた栗原小巻さんに告白する地味だが良き男を演じる川谷拓三さんの照れたような表情が印象的な作品。】」男はつらいよ 柴又より愛をこめて NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”寅さん版二十四の瞳”マドンナの式根島の先生を演じた栗原小巻さんに告白する地味だが良き男を演じる川谷拓三さんの照れたような表情が印象的な作品。】
■いつものように、タコ社長の娘、あけみが夫婦げんかの末に家出して、タコ社長がTVの探し人に出演するシーンから始まる。
美保純さん演じるあけみは、相変わらずどこか軽くって準レギュラーになってからも余り成長していないなあ。
それにしても、今作の栗原小巻さん演じる式根島の先生と川谷拓三さん演じる彼女の親友が奥さんだった男との結婚は、娘さんの想いがあったにせよ唐突な感じがするが、良く考えれば寅さんシリーズで、寅さんが惚れた女性は大体唐突に結婚していた事を思い出す。
<そして、今作辺りになると、満男が寅さんのことを”おべっかは言わないし、世間体も気にしない。”と寅さんの人柄に惹かれている台詞を序盤口にするが、この後渥美清さんの体調不良もあり、徐々に満男が主人公になって行くのである。>
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