劇場公開日 1983年8月6日

「【国民的演歌歌手の都はるみさんが出演するとは、ヤッパリ寅さんシリーズは国民的人情喜劇なんだね。】」男はつらいよ 旅と女と寅次郎 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【国民的演歌歌手の都はるみさんが出演するとは、ヤッパリ寅さんシリーズは国民的人情喜劇なんだね。】

2024年6月19日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

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ー 都はるみさんは、流石に私の年代でも知っている。
  この作品は、寅さんシリーズの王道パターンを取っているが、大きく違うのは国民的人気演歌歌手の都はるみさんが”京はるみ”という名で出演している、殆どご本人の役どころだろう。
  寅さんは、仕事に疲れたのか、失踪中のはるみさんに最初は気が付かないが、良いのははるみさんと分かっても、知らないふりをして優しく接して上げる所であろう。
  はるみさんが、とらやにやって来て、佐渡でお世話になったお礼にとらやに集まった人たちの前で、「アンコ椿は恋の花」を晴れやかに歌うシーンは、印象的である。
  渥美清さんがはるみさんのファンであった事から、今作への出演が決まったそうだが、そういった経緯も含めて良き作品である。-

NOBU