男はつらいよ 旅と女と寅次郎のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
内容はともかく都はるみの大ファンでして、このシリーズで好きな作品。
まだ、佐渡には行った事がない。親戚が佐渡の庄屋やっていたくらいだから、金持ちなんだろうけれど、直系ではないが。
『旅とお金と俺』だよ。旅はお金がないとね。
フィレンツェで『スリ』にあって、一文なしになって、ミラノ、上海と残りのマッシュポテトを食い繋いでやっとこさっとこ日本に逃げ帰ったよ。『上海』は映画の『ターミナル』のトム・ハンクスばり。やっぱりお金がないと旅は続かないよ。
京都!
ここ最近よくテレビでこのシーンを見ます
満男の運動会に博が行けなくなり代わりに寅さんが行こうとするあのシーン
31作目のこの作品だったのですね
フレー! フレー! みーつーおー!
有名になることと引き換えにするのは自由
渥美清さんがこんなことを言ってましたね
「寅さんはいつも笑ってなきゃいけないもんね、とべーとべーって言われてもスーパーマンはホントは飛べないもんね」
渥美さんは寅次郎を演じるためにかなり努力していたようです
そんなことが分かってからこの作品を見るととても辛く感慨深くなります
とらやへはるみちゃんが遊びに来て庭ではるみちゃんが歌っていた時の寅さんの顔が深く記憶に残ります
演技なのかそうじゃないのか
でも、そんなこと気にして見てちゃ渥美さんのせっかくの努力が台無しになっちゃいますね
【国民的演歌歌手の都はるみさんが出演するとは、ヤッパリ寅さんシリーズは国民的人情喜劇なんだね。】
ー 都はるみさんは、流石に私の年代でも知っている。
この作品は、寅さんシリーズの王道パターンを取っているが、大きく違うのは国民的人気演歌歌手の都はるみさんが”京はるみ”という名で出演している、殆どご本人の役どころだろう。
寅さんは、仕事に疲れたのか、失踪中のはるみさんに最初は気が付かないが、良いのははるみさんと分かっても、知らないふりをして優しく接して上げる所であろう。
はるみさんが、とらやにやって来て、佐渡でお世話になったお礼にとらやに集まった人たちの前で、「アンコ椿は恋の花」を晴れやかに歌うシーンは、印象的である。
渥美清さんがはるみさんのファンであった事から、今作への出演が決まったそうだが、そういった経緯も含めて良き作品である。-
京はるみ!
ほぼ本人という京はるみ(都はるみ)が大物演歌歌手という設定で、定番のドラマが展開します。渥美清が都はるみの大ファンということでマドンナに迎えられたようですが、とても嬉しそうに活き活きと演じている渥美さんがよかったです。お二人のデュエットシーンもとてもすばらしくて、都はるみさんの歌唱力に引けを取らない渥美さんの歌心にも感嘆してしまいました。冒頭の夢シーンは、今作の舞台となる佐渡金山での時代劇(舞台)ですが、それぞれの役者に割り当てられた役がそれっぽくて面白かったです。子供の頃、「北の宿から」がヒットしてましたが、やっぱりピンクレディーとかキャンディーズの方がいいやって思ってました。それが今になって、歳をとればとるほど、都はるみさんの魅力がわかるようになりました(笑)。「男はつらいよ」シリーズも同様に、歳のせいか、或いは時代が変わったせいかわかりませんが、この作品にパッケージされている昭和の風景や人情のかけがえのない大切さが身に染みます。ちなみに、「京はるみ」という役名は、都はるみさんの芸名候補の1つだったそうですね。なかなかの秀作でした!
夢パート、最近定番の親父がいなくて寂しい。 満男、運動会騒動。「じ...
リサイタルツアー中に勝手に失踪した歌手の都はるみ。 佐渡島で寅さんと知り合う。 2日間一緒に過ごした2人だが、ついに芸能事務所の社長・藤岡琢也らに発見されてしまう。
女心と旅の空…スターもつらいよ
"男はつらいよ" シリーズ第31作。
Huluで鑑賞。
オープニングに細川たかしが登場!
「矢切の渡し」から駆け落ちしようと…(笑)。
寅さんが旅先で出会ったひとり旅の女。なんと人気演歌歌手の京はるみでした。失恋の勢いでコンサートをすっぽかし、風に流されるまま佐渡島へとやって来たとのこと。
はるみのことを知るも寅さんは何も訊かず、楽しく佐渡を旅するふたりでしたが、マネージャーたちが追い掛けて来たことで、はるみは仕事に戻ることを決意したのでした。
スターでいるのも楽じゃない。人気者の宿命で、行くところ行くところでサインを求められ、人だかりが出来てしまう。自分の時間なんてぜーんぜん持てやしません。
女の幸せとはなんなのかと、悩んでしまうことだってありました。そんな時に寅さんとした旅の想い出は、はるみの心を解きほぐし、生きる励みとなるのでしょう。
はるみに惚れた寅さんでしたが、いつもの如く失恋。彼女が失恋相手とヨリが戻ったからですが、今回ばかりは生きる世界が違い過ぎる。「アンコ椿は恋の花」が心に沁みました。
※修正(2024/06/22)
都はるみってエエ女やん!
柴又の恋人
シリーズ31作目。
OPの夢は、
ある一揆の首謀者・柴又の寅吉が故郷の柴又村に帰って来る。妹の夫が岡っ引きと知り、両手を差し出す…。
舞台の時代劇で、客席から「大統領!」「日本一!」の掛け声。
序盤の騒動は、
明日は満男の学校の運動会。博が仕事で行けなくなり、ちょうど帰って来た寅さんが代わりに行って、パン食い競争で一等賞取ってやる!…と大張り切り。
嫌がる満男。それがきっかけで寅さんは不機嫌になり、いつもの大喧嘩。
結局、運動会当日は雨となり…。
旅先は、新潟。
ちょうどその頃新潟では、公演を行う予定だった人気演歌歌手の京はるみが急病。事務所の社長やマネージャーは対応に追われるが、実ははるみは失踪中…!
漁船で佐渡島に渡ろうとする寅さん。そこへ、サングラスを掛けた女が声を掛けてくる。
その女こそ、はるみであった…!
山田洋次が寅さんに置き換えた『ローマの休日』。
いや寧ろ、後の『ノッティングヒルの恋人』。
『ドラえもん』でもアイドルの星野すみれがドラえもんやのび太と出会う話があった。
誰でも、どんな作品でも一度は夢見た事ある、人気者との出会いや恋。その寅さん版。
人気演歌歌手・京はるみを演じるのは、実際に人気演歌歌手だった都はるみ。
この翌年に一旦の引退を発表。
都はるみのファンだった渥美清たっての願いでマドンナ役が実現したという。
人気者として華やかな世界で活躍していると思いきや、実生活は、仕事に追われ自分の人生に悩み、失恋もしたばかり。
そんな時出会った、面白くて可笑しい、懐深くて心優しい寅さん。
楽しいひと時を過ごす。
ついつい歌を口ずさむ。渥美清と都はるみのデュエットはよくよく考えたら、超貴重シーン!
相手が京はるみだと気付かない寅さんだったが、途中で気付くも知らぬフリをする。
社長やマネージャーが居場所を突き止め、別れの時…。
柴又に帰った寅さんは、京はるみと出会った事は秘密にするが、腑抜け状態。
家電屋から聞こえるはるみのカセットにフラフラとなり、遂にはウォークマンを持ち出してしまう始末…!
そんなある日、とらやを訪ねて来たのが、京はるみ!
いつものお馴染みの展開だが、相手が相手なので、今回ばかりはとらや…いや、柴又中大騒ぎ!
本当は寅さんに会いに来たのだが、詰め掛けたファンに応える気前の良さ。
急遽とらやの庭でリサイタル。
都はるみの歌唱シーンもたっぷり織り込み、歌謡映画としての醍醐味も充分。
人気者との出会いは、映画だから描ける憧れのシチュエーション。
でも実際は、人気者の方が寅さんと出会って癒される。
人気者の束の間の恋。
佐渡が舞台
わが町新潟が舞台だったのだが、ほぼ佐渡なのであまり近くなかった。ちらっと今はない路面電車が見られた。出雲崎の港がすごく釣り場としてよさそうだった。佐渡の宿がすさまじい味わい。小1くらいの女の子と腰の曲がったおばあちゃんしかいない。
都はるみがとらやの裏でミニコンサートしていた。
寅が、さくらの自宅に訪ねて来て別れの挨拶した。ミツオの運動会に行きたがっていて、結局雨で中止だったが、運動会での寅が見たかった。
誰もが寅さんに癒される
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