男はつらいよ 私の寅さんのレビュー・感想・評価
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【”キリギリスとらっきょ”寅さんが恋した絵描きの女性を演じた岸恵子さんの喜怒哀楽の表情が印象的な作品。満男が初めて喋ります。】
ー ご存じの通り、岸恵子さんは文筆家でもあり、それで彼女が若き時にフランスの映画監督と恋に落ち、巴里に移住された事は知っていた。
その後、波乱の人生を送られるのだが、今作でも岸さんは洋画家を演じている。
山田洋次監督が、決めたのだろうが良く合っていると思う。-
◆感想
・序盤、さくら夫婦がおいちゃん夫婦への感謝の意味を込めて九州旅行に出かけるシーンで、ふらりと戻って来た寅さんが拗ねる姿を見て”相変わらず、しょうがないなあ。”と思いつつ、寅さんが彼らが帰って来た時に、食事、風呂の用意をする姿が珍しいなあ、けれど良い男だなあと思いながら観賞。
・小学生時代の級友のへそ(前田武彦)との久しぶりの再会からの彼の妹、りつ子(岸恵子)の作品にイタズラしたことから、彼女と大ゲンカになるシーンなども、岸さんの(本で読んだだけであるが。)気性を表しているようで、何だか感慨深い。山田洋次監督が、脚本をあてがきしたのかと思ったな。
<翌日、謝りに来たりつ子は朗らかで、寅さんはいつも通りに恋に落ちるのだが・・。前々作から寅さん、”モテキ”に入ったのかな・・、と思った作品である。
ワンシーンだけであるが、若き津川雅彦さんを見れたのも嬉しかったな。寅さんシリーズを見る楽しみの一つに、後年、大成された俳優さんの若き姿が見れる事があるんだよね。>
連作では中位。
寅に背を押され男に庇護されぬ自立に踏み出す女性。
岸恵子のハマる勝気で知的な才女が寅に寄せる敬意と謝意の正しさが良い。
序盤のただ僻みっぽく五月蝿い寅のクドさが惜しい。
だから連作では中位。
ここまでのシリーズで一番つまらない
初めての⭐️2
今回のマドンナは岸惠子さん。
この人、どーしてもヨーロッパの雰囲気を出さないとダメなのか?
寅さんは永遠のマンネリで読める展開がウケている。
そう言う意味ではこれも同様。
ストーリーの構成って大事なんだな。
最悪の出会いでマドンナと知り合うも、お詫びから急展開。
反省の意味もあるだろうけど、そんな風になるかな??
ここから違和感だらけで最後まで。
終始しらじらしい⤵️😞
いじめてた同級生と河川敷で偶然出会い、その妹が美人。
う〜ん😞
勝手に想像してそれが完全に邪魔をした。
そう言う想像をさせないのも作り手は気にするべきだろう。
岸惠子さん側のオファーなのか。
私も寅さんシリーズに出してよ、と聞こえてきそうなマドンナありきのストーリー。
12作目ともなれば、みんな若くなくなってくるので、その年相応の寅さんにしていくターニングポイントになる頃。
まだ、どうすればいいか手探り感が否めない。
そう見てしまった⤵️
九州ロケに飛び出したレギュラー陣。
せっかく行ったんだから、もっとこの旅行ネタで展開したら良かったのにとあれこれ想う消化不良の一作。
冒頭、夢の定番発進。ここしか出ないおっさんに笑える。 今回、旅をす...
冒頭、夢の定番発進。ここしか出ないおっさんに笑える。
今回、旅をするのはとらや一行、立場逆転(笑)
楽しめない旅が面白い。帰りをもてなす寅の優しさ。
旧友デベソとの掛け合い、ほんと楽しそう。
今回のマドンナとは王道の展開。失恋シンクロ(笑)
源公のポジションUP、登はどうした(笑)
ゲストは前田武彦と津川雅彦。芸能界での最サヨクの人と最も保守系の人がこの作品中では共演していることが興味深い。津川雅彦の気障な感じがよく出ていて、前田武彦の軽妙な感じが気持ちいい。
BSテレビ東京で映画「男はつらいよ 私の寅さん」を見た。
劇場公開日は1973年12月16日。
マドンナは岸惠子。
うちの母親よりも年上のようだ。
撮影当時は41才。2020年現在は87才。
ゲストは前田武彦と津川雅彦。
芸能界での最サヨクの人と最も保守系の人がこの作品中では共演していることが興味深い。
津川雅彦の気障な感じがよく出ていて、
前田武彦の軽妙な感じが気持ちいい。
脚本とストーリーは単調。
寅さんが同級生の前田武彦の妹である画家の岸惠子に惚れてしまう。
男はつらいよのシリーズでいちばん芸達者は倍賞千恵子だと思う。お芝居がいつも安定している。
上映時間は107分。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
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