男はつらいよ 私の寅さんのレビュー・感想・評価
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ここまでのシリーズで一番つまらない
初めての⭐️2
今回のマドンナは岸惠子さん。
この人、どーしてもヨーロッパの雰囲気を出さないとダメなのか?
寅さんは永遠のマンネリで読める展開がウケている。
そう言う意味ではこれも同様。
ストーリーの構成って大事なんだな。
最悪の出会いでマドンナと知り合うも、お詫びから急展開。
反省の意味もあるだろうけど、そんな風になるかな??
ここから違和感だらけで最後まで。
終始しらじらしい⤵️😞
いじめてた同級生と河川敷で偶然出会い、その妹が美人。
う〜ん😞
勝手に想像してそれが完全に邪魔をした。
そう言う想像をさせないのも作り手は気にするべきだろう。
岸惠子さん側のオファーなのか。
私も寅さんシリーズに出してよ、と聞こえてきそうなマドンナありきのストーリー。
12作目ともなれば、みんな若くなくなってくるので、その年相応の寅さんにしていくターニングポイントになる頃。
まだ、どうすればいいか手探り感が否めない。
そう見てしまった⤵️
九州ロケに飛び出したレギュラー陣。
せっかく行ったんだから、もっとこの旅行ネタで展開したら良かったのにとあれこれ想う消化不良の一作。
冒頭、夢の定番発進。ここしか出ないおっさんに笑える。 今回、旅をす...
冒頭、夢の定番発進。ここしか出ないおっさんに笑える。
今回、旅をするのはとらや一行、立場逆転(笑)
楽しめない旅が面白い。帰りをもてなす寅の優しさ。
旧友デベソとの掛け合い、ほんと楽しそう。
今回のマドンナとは王道の展開。失恋シンクロ(笑)
源公のポジションUP、登はどうした(笑)
ゲストは前田武彦と津川雅彦。芸能界での最サヨクの人と最も保守系の人がこの作品中では共演していることが興味深い。津川雅彦の気障な感じがよく出ていて、前田武彦の軽妙な感じが気持ちいい。
BSテレビ東京で映画「男はつらいよ 私の寅さん」を見た。
劇場公開日は1973年12月16日。
マドンナは岸惠子。
うちの母親よりも年上のようだ。
撮影当時は41才。2020年現在は87才。
ゲストは前田武彦と津川雅彦。
芸能界での最サヨクの人と最も保守系の人がこの作品中では共演していることが興味深い。
津川雅彦の気障な感じがよく出ていて、
前田武彦の軽妙な感じが気持ちいい。
脚本とストーリーは単調。
寅さんが同級生の前田武彦の妹である画家の岸惠子に惚れてしまう。
男はつらいよのシリーズでいちばん芸達者は倍賞千恵子だと思う。お芝居がいつも安定している。
上映時間は107分。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
最悪で最高な出会い。
「男はつらいよ」シリーズ第12作。
Huluで「HDリマスター版」を鑑賞。
九州旅行の一悶着に大いに笑わせてもらいましたが、その後のマドンナとの物語がいつにも増して大変エモーショナルでございました。
私の好きな(中年期に差し掛かった)岸惠子がマドンナとあっては、いつもより鑑賞に力が入っちまったよ!(笑) コケティッシュやなぁ…。
それはさておき、出会いは最悪でしたが、そこから始まっていく寅さんの恋…。一喜一憂するも、りつ子に想い人がいてつい最近失恋していたことを知り、恋患いを発症(笑)
病床(?)において、見舞いに来たりつ子を幻想と勘違いし、図らずも自ら恋心を告白してしまうという珍しいパターンとなりましたが、またもや振られてしまう寅さんなのでした。
「いい友達でいられたのに…。バカな寅さん…」という、ラストのりつ子のセリフがとても印象に残りました。こうなってしまっては、もうあのときのままではいられない…。
寅とキリギリス
シリーズ12作目。
OPの夢は、大飢饉の“葛飾郡柴又村”で、悪漢に酷い仕打ちを受けるさくらを、無謀人の兄の寅が助ける…という定番ネタ。
九州へ旅行に行くとらや一同。
こういう時、タイミング悪く帰ってくるのが寅さん。
嫌味や文句を言いながらも、留守番を引き受ける。
いつも家に居るさくらたちが旅行に出掛け、いつも旅してる寅さんが留守番するという珍しいパターン。
セット撮影や柴又ロケばかりだった倍賞千恵子ら演者も、九州ロケは楽しかったのでは?
家にポツンと一人で、不機嫌で面白くない寅さんが面白い。
毎夜、酒呑みに付き合うタコ社長も偉いよ。
寅さんの事が心配で、予定より早く旅行を切り上げたさくらたち。
帰ってくると…
軽食や風呂を用意し、帰りを迎えてくれていた寅さん。
今回の留守番で、自分が旅をしてる時心配ばかり掛けている家族への有り難みを改めて知る。
という事で、今回はいつにもなく柴又に暫く留まる。
小学生時代の友達・柳と再会した寅さん。
大病院のお坊っちゃんだったが、今は放送作家。
話が弾み、呑めや笑えや、誘われるがままに彼の家へ。
とっくの昔に廃院となり、今は画家の妹の住まい兼仕事場。
うっかり画を汚してしまった寅さん。
妹がやって来て、激怒。大喧嘩。
言うまでもなく、この妹・りつ子が、今回のマドンナ。演じるは、岸恵子。
いつもならマドンナとの初対面はポ~ッとなる寅さんだが、今回は、“熊さん”と呼び間違えられたりして、「憎たらしい!」「あの女!」と、これまた珍しいパターンの最悪印象の出会い。
翌日、とらやを訪ねてきたりつ子。
昨日はちょっと嫌な事があってむしゃくしゃしてただけ。売って変わって穏やか。
寅さんの機嫌もコロッと変わって…、いつもの展開の始まり始まり~。
痩せっぽっちで、子供時分から寅さんに“キリギリス”と呼ばれていたりつ子。
画家と聞けば大層だが、実際生活は貧しい。
お気に入りの画は手離したくなく、かと言って、下手な画を売る事は出来ない。
芸術家はつらいよ。
そんなりつ子を温かくもてなす寅さんやさくらたち。
ある日、りつ子が体調不良に。
病気ではなく、実は恋の病。
長年片想いしていた人が結婚し、失恋の痛手。
それを知って、寅さんもショック。本気でりつ子に惚れていた。
寅さんも恋の病で寝込んでしまう。
お見舞いに行くりつ子。
寝言でりつ子への想いを漏らしてしまう寅さん。
それを聞いて、りつ子は動揺。
寅さんの事は好きだが、あくまで友達として。
異性として考えた事は無かった。
勿論女性としては嬉しいが…、自分は画家としてやっていきたい。
仕事か恋かで悩むりつ子。
りつ子をそんなに悩ませるくらいなら…。
ある日、りつ子を訪ねた時…。
隣家からピアノの音色で奏でられるショパンの『別れの曲』…。
よかった
マドンナの岸恵子がはっきり寅さんを振るので驚いた。マドンナのけっこうな人数が寅さんの恋心を全く気づかない無神経ぶりで、人をなんだと思ってるんだと悲しくなっていたのだが、彼女は素晴らしかった。みつおで九州からの電話で「おならぶー」という幼児ギャグが面白かった。
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