男はつらいよ 奮闘篇のレビュー・感想・評価
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2年たらずではや7作目、すごい人気だったんでしょうね。 安定の展開...
2年たらずではや7作目、すごい人気だったんでしょうね。
安定の展開。面白いには面白いのだが、今回は1作目のようには感動できなかった。
慣れてしまったがためか、ミヤコ蝶々がちとうざかったか(笑)、知的障害という微妙なテーマがあったからか…
男はつらいよの感動の根幹は、家族愛。とりわけ、さくらの兄への愛なのです。そんなさくらを殴っちゃダメ!1作目とは状況が違うのです。
そんなひどい仕打ちを受けてなお、やきもきしつつ兄を想うさくらのエンディングの表情。倍賞千恵子、絶品(別嬪)です。
東京のおもちゃ工場です
映画「男はつらいよ 第7話『奮闘編』」(山田洋次監督)から一言。
(封切日:1971年4月28日)
地元、シネコンのオープン記念で観ることが出来た。
今から35年以上前の作品だから、逆に面白いシーン満載。
先日、紹介した当時の沼津駅前の様子もわかる貴重な映像は、
時代の証人としての役割も担っている気がする。
今回、この映画の冒頭シーン、寅さんが東北のある駅で
若者たちとこんな会話をする。
「集団就職か?」「はい」「どこへ行くんだ?」
そして元気よく「東京のおもちゃ工場です」と答える。
そうかぁ、40年前の日本はこんなだったんだ、と
ひとりで面白がって、メモをした。
今では、餃子でさえ中国で作る事態になった。(汗)
「男はつらいよ」って歴史映画かもしれないな。
なんたって、寅さんのお母さん役を演じる
「ミヤコ蝶々さんのミニスカート姿」も拝見できる。
そんな視点で見ると、また違った楽しみが映画にはある。
(おまけ)
「ちょっとも変わっていない」という台詞があった。
「ちっとも変っていない」と違うのだろうか。う〜ん、気になる。
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