「花子の化粧した後の顔も見たかったなあ」男はつらいよ 奮闘篇 ♪エルトン シンさんの映画レビュー(感想・評価)
花子の化粧した後の顔も見たかったなあ
今回のマドンナは榊原ルミ、めちゃくちゃかわいいのである。
すこし頭の弱い感じをうまく演技していてる。よけいになんとかしてあげたいと寅さんはおもったんやね。
最初はかわいいだけから花子(榊原ルミ)から変に告白されてから雲行きが怪しくなる。
見ている側は「どうせうまく行けへんのに」とわかってるけれど、ひょっとして今回はうまく行くんじゃないかと思うような展開。
結果はやっぱりだったけれど寅さんの優しさが随所に見られるし寅さんが帰ってきたり出ていたりするときの柴又の皆さんの表情が今回もやっぱり面白かった。
それにしてもミヤコ蝶々、今回も自然な演技でばんばん関西弁が飛んでいて面白いねんけれどどうしても寅さんの母親とは自分の中では結びつきにくい。
なんで関西人や年と思ってしまう。
この絶妙の配役も監督の狙い通りなのかも知れない。
オープニングで電車に乗り遅れた寅さんもエンディングではバスにちゃんとのれた。
結果、さくらと鉢合わせる。うまく行きすぎる話だけれど、「ええなあ」とほっこりした。
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