「良いものは良い」王立宇宙軍 オネアミスの翼 守銭奴さんの映画レビュー(感想・評価)
良いものは良い
ここのところ
何で映画みるんだろ?
というくらい何だかシラケてしまっていて
そこに映画があるからさ、などとなーんか登山家のわかったようなわかんないようなセリフを当てはめてもなーんか乗れない。
こういうことは波があるから、いずれまた
ウヒョー♪みてえ映画ばかりで困ってしまうぜえ♪
という時期がくるかもしれないが
それでウヒョー♪映画サイコー!な時期にみた映画のひとつがこれだった。
無邪気にワクワクと劇場に行ってたわけです。無邪気言うても高校生だったけどもうわたくしは
今も劇場オリジナルアニメ映画では私のなかではかなり上位に食い込んでくるんですが、この映画はほんと評価の触れ幅が大きいみたい
酷評する人のなかにはイライラするほどつまらない、なんて言うのをきいたけど…そんなにダメかなあ。
森本レオの声についても、素晴らしいと思いますけどあと音楽ね。むかしは坂本龍一が全部書いたと勘違いしてたけど、でも良いね。
異世界という設定だが、例えば戦争というものについて
そのなかで生きてやりたいことをやりとげることについて
宗教に救いを求めることについて
結構深いと思いますが
というか理屈じゃないんだよな。シロツグたち宇宙軍の連中のやりとりも面白い
シロツグとリイクニがその後どうなったのか、それはご想像におまかせしますというところでしょうか、ラストの雪が降り始める場面でなぜか感動する。
むかしは映画館の音響が悪くて、日本映画はなにいってんだかよくききとれなかった。それでも二回続けてみた気がする。
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