「ガイナックス最高傑作」王立宇宙軍 オネアミスの翼 ちゃーはんさんの映画レビュー(感想・評価)
ガイナックス最高傑作
ガイナックス作品をすべて見ているわけでもないので悪しからず。それでも、最高と言い切れるのは、才能、活力、潜在能力、すべてを詰め込んだ作品だからだ。
山賀博之、岡田斗司夫、庵野秀明、赤井孝美、樋口真嗣、貞本義行ら、当時20代半ばだった彼らが、時代に一石を投じた作品。
作り込まれた世界観と狂気とも言えるラストシーン。
ストーリーとしては、静かに迎えるクライマックス、作画は手書きアニメーションの最高峰としてえげつないレベルに達している。破片1つひとつに演技させる庵野秀明のすごさ。
彼らの生き方と後の分裂を考えると、奇跡的な結集が生んだ稀有な作品といえるのではないか。そういった面も含めて、最大限の評価をしたい。
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